篠山市では、原子力発電所の万一の事故に備え、安定ヨウ素剤事前配布を平成27年度から29年度の3年間において実施しました。
13,252人の方に配布し、3歳未満では約3割、3歳以上13歳未満では約8割、市民全体では約3割の方に配布することができました。
その後のアンケ-ト調査結果によると6割を超える方が「配布前に比べて安心した」と回答されています。
平成29年12月20日に開催した篠山市原子力災害対策検討委員会では、今後も事業を継続して取り組む必要があるとの方針が示され、篠山市としては福井県内にある原子力発電所が再稼働していく中で、今後も市民の安心を求める声に応えるため、この事業を継続していきたいと考えています。
これに関連し、フォトジャーナリスト広河隆一写真展・講演会『チェルノブイリと福島~ヨウ素剤配布から見えること~』が開催されます。
広河さんは、チェルノブイリや福島などを取材しされている方で、市役所本庁舎ロビーでの写真展は本日まで、その後も市民センターでも展示があります。
また2月24日には、広河さんの講演会が開催されます。
◆写真展
と き 2月19日(月)~21日(水)=本庁舎1階ロビー
2月22日(木)~24日(土)=篠山市民センター
◆講演会
と き 2月24日(土)13時30分~16時30分
ところ 篠山市民センター
参加費 チケット前売り1000円(小山書店他にて販売)、当日1200円
▲平成28年3月19日 安定ヨウ素剤事前配布 篠山市民センターでの説明会の様子