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山中さんがベスト・ファーザー賞(市長日記)

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 篠山市で障がい者支援に尽力されている山中信彦さんが、この度、社会・家庭両面で良い父親のモデルとなる人を顕彰する「第10回ベスト・プラウド・ファーザー賞in関西」を受賞されました。
 この賞は、各界の著名人に贈られている大変栄えある賞で、同時に受賞された方には、シドニー五輪柔道銀メダリストの篠原信一氏や芸人の中川 家、ニュースキャスターの清水健氏らがおられます。
 山中さんは、生後40日でヘルペス脳炎にかかり重度の脳性まひとなった長女の瑞穂さんを奥様と共に愛情を持って育てながら、障がい者の居場所づくりや障がい者が集うイベント企画などに取組まれてきました。そして、瑞穂さんが亡くなった今は、障がい者がショートステイできる「おかえり みずほの家」で、150人のお父さんとして活躍されています。

 山中さんを次のように紹介されています。
 『山中さんの魅力のひとつは、卓越した企画力、そして全日空時代に培われた社会性だ。全日空時代は、旅行商品のプランニングなどもしていた。
 その企画力が花開いたのが、2010年の丹波篠山城築城400年祭の「お城ドーナツ」や2012年の東日本大震災1年目の「お城ドーナツ」、2015年の「丹波篠山手話うた音楽祭」「兵庫・篠山とっておきの音楽祭」などだった。
 障がい者がどんどん街に出て、演奏などを通じて市民とふれあい、理解を深めあうことによって、障がい者への偏見もなくなっていく―そんな信念に基づいたイベントだった。
 お城ドーナツは、約2200人の市民が手を繋いで篠山城をぐるりと囲み、歌を合唱するイベントだったが、そのうちの約400人が障がい者。お世話される存在から、お役に立てる存在に。そんな障害者の姿が、きわ立った。』

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