兵庫医科大学ささやま医療センターの病院長としてご活躍を頂いた福田能啓先生が、定年により、兵庫医科大学をご退任されました。
平成20年7月、篠山市民の大きな願いを受け、兵庫医科大篠山病院の存続が決まりましたが、福田先生は、平成20年11月から6年間にわたり、ささやま医療センターの病院長として務められました。
病院長に就任されるとすぐに新病院の建設に取り組まれ、平成22年の開院後は、市民が安心し信頼して受診できる中核病院として、診療科目の充実、医師や看護師の人材確保、救急医療の充実などに中心的な役割を担っていただきました。
そのおかげで、今や、ささやま医療センターは、篠山市、篠山市民にとってなくてはならない病院となっています。
さらに、ピロリ菌研究や除菌治療の権威である福田先生は、平成22年から、市内の児童を対象にピロリ菌調査を進められ、検査から除菌治療までの体制の整備と市民への啓発にも取り組んでいただきました。これは全国トップレベルの取り組みです。
福田先生に市民あげて感謝申しあげたいと思います。
その気持ちを込めて、市民がビデオを作成され、4月11日(土)、神戸のホテルオークラで行われた、福田先生の退任記念祝賀会で映されました。
新家理事長をはじめ、多くの兵庫医大の関係の皆さまにご覧頂き、市民の気持ちが十分伝わったと思います。
本当にありがとうございました。