篠山市でいちばんの観光、交流、宿泊施設である「ユニトピアささやま」が40年を迎えられ記念式典がありました。
ここは、昭和48年松下電器産業(パナソニック)の労働組合が設立され、篠山市を代表する施設として運営されています。
聞けば、当時、日本列島改造論で日本中で、自然破壊がすすむなか、破壊から自然を守る、人と自然と共生の拠点として、数ある日本中の候補地から、ここ丹波篠山を選んで頂いたとのことです。
今も、「自らの手で自然を守り、大自然の中で人間性の回復や連帯性を高める憩いの場」として自然環境を維持しつつ、
・雑木林再生…クヌギ、カブトムシなど
・棚田再生…米や野菜づくり、菜の花、ミツバチなど
・小川再生…カワニナ、ホタルなど
・古民家再生…里山エコハウス(自然エネルギー活用)
などに取り組んで頂いています。
また、手作りの広大な花壇も大変きれいです。
京阪神などから家族連れや、学校、企業の研修などでたくさんの方々にお越しいただいています。
この自然との共生は、篠山市のめざす理念でもあると思います。
「ユニトピア」は自然と生きる理想郷(ユートピア)から来た名前だということですが、篠山市がここを中心にユートピアになるようにと思います。
どうか益々のご発展をお祈りしています。