この度、山の芋を生産する平野正憲さん(味間南)が公益財団法人日本特産物協会から『地域特産物マイスター』として認定を受けられました。
元県職員の平野さんは、現在約2ヘクタールで山の芋のほか、黒豆や水稲などを栽培されています。
山の芋では省力化へ除草や水の管理方法を工夫するなど新たな技術や資材を導入するとともに、「山の芋スクール」講師として栽培技術の指導にもあたっておられます。
「地域特産物マイスター」は、平成12年度から全国で特産物の維持や発展に努める農業関係者を認定、登録する制度で、市内では平成13年度に初の認定がありました。
これで山の芋は2人になり、ほか黒大豆2人、丹波栗1人、農産加工1人、認定を受けられ、全国では227人の方がいらっしゃいます。
認定式は先月、東京で行われました。
平野さんは、「認定を弾みに、産地として山の芋の生産を増やせるよう励みたい」と意気込んでおられました。
■地域特産物マイスターの認定を受けられた方
黒大豆部門〔2人〕……山本 博一(篠山市川北)、細見 俊昭(篠山市県守)
丹波栗部門〔1人〕……森口 昌英(篠山市本郷)
農産加工部門〔1人〕…倉 敏司(篠山市後川上)
山の芋〔2人〕…………伊熊 弘行(篠山市郡家)、平野 正憲(篠山市味間南)