ドイツの研究員である、イ・シーラさんが篠山市役所に来られました。
シーラさんは、韓国の釜山出身で、同志社大学や、イギリスの大学を卒業し、現在はドイツのマックスプランク研究所というところで文化人類学の研究をしています。
篠山には、8月末に来られ、来年の7月まで、なんと1年もの間、篠山で暮らしながら丹波焼や篠山について研究をする予定とのことです。
シーラさんが篠山に関心を持ったきっかけは、篠山がユネスコ創造都市ネットワークに加盟しているからです。出身である釜山市もユネスコ創造都市ネットワークに加盟をしており、釜山を離れてから改めて創造都市について調べたときに篠山のことを知り興味を持ったとのことです。
シーラさんによると、篠山には町へ愛着を持った人が多くいて、訪問した丹波焼の窯元さんも親切な人ばかりで、篠山がとても好きになったようです。
創造都市というのは、なかなか分かりにくく、市民の皆さんにも伝わりにくいところがありますので外国人から見た純粋な目で、篠山の良いところを見つめなおしてPRしていただければ嬉しいです。
研究論文は、来年にドイツへ帰ってから書くということですが、今からとても楽しみです。