私事で恐縮なのですが、悲しいお知らせです。
酒井ヒメ(16才9か月)が死去しました。
わが家のメスの柴犬です。
生後間もなく、初めて家に来た時のことを覚えています。
ケージのすみでじっとして元気がなく、ご飯も食べませんでした。
しかし一晩たつとご飯も食べ、近づくとウーッと怒ったので安心しました。
外へ出して土手を走らせると、田んぼに転げ落ちましたが、元気でした。
よく家のそばの宮山(お宮さんの山)に行きました。
足を延ばして、三岳にも白髪岳にも、筱見四十八滝にも行きました。
マムシにもケムシにもかまれました。
車に乗るのが好きで、後ろの座席の窓から顔を出していました。
隣の石田さんによく昼間見てもらったり、散歩中に近所の人におやつをもらうなど、みんなにかわいがってもらいました。
外では良い子しているのですが、家では知らない人によく吠えたり、車などタイヤを咬む勢いで家を守ってくれました。
近くの坂本コロさんとの間で、2度出産し、5匹の子をもうけました。
一匹はわが家にいるアツ(もうすぐ9才)、あと4匹は宮ノ前、味間北、真南条、神戸にもらってもらいました。みんな大事にしていただき、真南条は事故で亡くな ったと聞いていますが、あとは元気だと思います。
この夏頃から歩けなくなり、そのうち立てなくなり、最近は家で寝たきりでした。
眠るように12月13日午前10時過ぎ、息を引き取りました。
わが家の子ども達の成長とともに、ヒメは歳をとっていきました。
人間はこれからが人生というのに、ヒメははや寿命を全うしました。
最後は篠山市営斎場のペット告別所でお世話になりました。
「ありがとう やすらかに」
そこに刻まれた言葉のままの思いです。
▲左がヒメ、右がアツ
▲右がヒメ 今年1月の大雪の日