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ベトナム・フエ市(その1)(市長日記)

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 10月17日(火曜日)から20日(金曜日)まで、ベトナムのフエ市に行ってきました。
 これは今年の8月に開校、来年度から本格的に運営に入る「篠山学園」の生徒をフエ市から受け入れを進めることと、これを通してフエ市との交流を深めていくためです。
 篠山学園は、旧篠山産高丹南校の校舎を活用しての介護福祉士の養成学校で、主にベトナムの女性を受け入れます。この学校の運営は、兵庫医大とも関係のある医療法人協和会に属する社会福祉法人ウェルライフです。
 篠山市からの訪問団は、市役所から私を含め職員で4人、市議会議員団6人(足立、河南、森本、栗山、小畠、園田)、篠山学園のある地元の古市まちづくり協議会から7人(中西、西井、杉原、酒井、酒井、酒井、酒井)の合計17人です。


1、17日の午前5時30分に篠山市役所をバスで出発、関空からベトナム航空でハノイで乗り継ぎ、夜にフエに到着しました。
 フエ市はベトナム最後の王朝(グエン朝)の都がおかれていた、日本の京都にあたる歴史・文化のまちで、お寺や墓地が多く、王宮はユネスコ世界遺産になっています。
 日本の真夏のような暑さだと思っていたら、10月から3月までは雨期で雨が降ったり止んだりで、それほどの暑さではありませんでした。


2、翌18日にフエ市役所を訪問し、グェン・バン・タン市長とお会いしました。これからお互い友好関係を築いていきたいとお話しました。
 医療大学の授業や、日本語クラスの授業も参観しました。
 ベトナムの女性はまじめで、一生懸命勉強されているのがよく判りました。日本への印象も良いようです。
 お土産の「黒豆ケーキ」に大喜びされました。

 雨の中、世界遺産の王宮の見学もしました。
 落ちついたたたずまいの街で、篠山市とよく似合っています。
 少し足を延ばして、農村部がどのようなのかも見に行きました。雨期なので、水田は池のようになって、アヒルや水牛も飼われていました。

 道路はバイクと自転車で、特にバイクが多く、ホンダのバイクです。1台40万円位するそうです。
 生活基盤の状況は、日本の40年ほど前の姿ではないかと思いました。
 水道が整備された位で、下水とかゴミ処理とか、公共交通などはこれからのようです。

 フエ市の人口は38万人、大学生が多いまちです。医療や教育、農業などを学んでいます。
 若い活気がありました。これまでは女性が多くの子どもを産んできました。
 逆に日本のように60歳を超えても元気なような人はあまりおられないようです。
 物価が安く、1か月の給料は日本のお金で3万円~5万円位だそうです。
 若い人の人気はカラオケです。日本の学生のように、アルバイトをして旅行ができるような裕福さはないとのことです。
 ベトナムの人は早寝早起きで、学校は朝7時から始まります。
 夜9時には寝ている人が多いそうです。

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▲農村部の小学校

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▲雨期のため池のようですが、田んぼです。

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▲フエ市役所

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▲フエ市長表敬訪問 再会し、丹波焼をお渡ししました。

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▲医療大学の校長

▼医療大学 授業参観

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▼医療大学の日本語の授業

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▲世界遺産の王宮

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▲夕食会(右から、フエ市長、医療大学学長、左から医療法人協和会の木曽会長、私の奥が北川理事長)

 


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