12月14日に赤穂浪士の討ち入りの日を記念して、義士の一人不破数右衛門のゆかりの寺「宗玄寺」で通算74回目となる「古市義士祭」が開催されました。
会場では討ち入りそばが振る舞われ、午後からは子ども義士行列が行われました。
「エイエイオー!」と大きな声を張り上げ、お父さんやお母さん、地域の方や観光客が見守るなか、約2キロを練り歩きました。
この討ち入りは今から約300年前のことです。つい先日の話なのです。
社会の姿は全く違ってしまいましたが、この義士を尊ぶ人々の心は変わりません。
それから、昨日は寒い日でしたが当時は暖房もなく、特に農家(百姓)はどうして寒さをしのいだのかと思いました。
※不破数右衛門ゆかりの地・・・
篠山市古市宗玄寺は、赤穂浪士不破数右衛門正種の実の両親が身を寄せ、実子大五郎・鶴の二人が暮らしていました。元禄15年(1702)の討ち入りを前に数右衛門正種は古市を尋ね、両親や子どもとの別れを惜しみました。不破数右衛門の両親は宗玄寺古市門徒墓に祀られています。