「篠山市景観セミナー」が29日、篠山市民センターで開催されました。
景観まちづくりのスペシャリストである東京大学の堀繁教授が「景観による地域の魅力づくり」と題して講演され、市内外から多くの方が参加されました。
「篠山の景観の特徴は、田園とまち並みであり、城下町のまち並みも遠くの山が見えるように道路の配置が考えられていて、自然をまちの中にうまく取り込んでいる。
また、篠山は地域の資源もたくさんあるので、あとはホスピタリティー表現(もてなしの形)を磨けばさらに良くなる。
店先には、のれんをかけて、縁台やたくさんの植物を置き、沿道にはベンチを置くなどして丁寧にもてなすことで、さらに人が集まる。
特に道路は大切で、車優先ではなく、歩いて楽しい場所にすれば。」
とのお話でした。
景観というより、むしろ景観をいかした観光など、まちの活性化のお話でした。
このようなホスピタリティー(おもてなし)を配慮すれば、丹波篠山はさらに輝くものと思いました。
▲東京大学 堀 繁 教授