篠山市を中心に活動されているNPO法人P.U.S JAPANバングラデシュの村を良くする会(代表 岩下八司氏)を通じて、バングラデシュからP.U.S JAPANバングラデシュ事務所の代表マスッド・ホセインさん、バングラデシュ観光省の管理職アミル・フセインさん、同じく旅行組織(バングラデシュの旅行社は国の組織)のロフィクールさんがお越しくださいました。
P.U.Sの代表岩下さんは、これまで、30数年にわたり、多くの篠山市民の協力を得てバングラデシュの子どもたちの教育支援活動を続けてこられ、その成果としてバングラデシュの村には11校の小中学校が建設され、現在、5万人以上の子どもたちがそれらの学校に通っています。
そのような熱心な支援活動から、バングラデシュでは、篠山市はとても有名になっているそうで、感謝状もいただきました。
篠山市には、バングラデシュの子どもたちを支援する里親が100人もおられ、強力なサポートをしていただいています。
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バングラデシュとは・・・
赤い丸は「登る太陽、勝ち取った独立」
緑色は「大地の豊かさ、国民の若さ」を象徴しています。
11月~2月 冬
3月~5月 夏
6月~10月 雨期
11月~3月 乾期
バングラデシュはインドの東に位置し、1971年にパキスタンから分離独立しました。
北海道の1.8倍の国土の1億6千万の人々が住んでいます。
一人あたりの所得は年間3万円ほどにすぎず、人口の80パーセントが農業で生活をしていますが、農民は土地を持っていません。
雨期には毎年のように国土の半分以上が水没し、最低限の生活さえ厳しい人が多く、アジアで一番貧しい国と言われています。
食べていくだけで精一杯の中、親が子どもに教育を受けさせることは難しい状況です。
国民の約半数以上は字が読めません。