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ご長寿おめでとうございます(市長日記)

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 9月17日は敬老の日。各地で敬老の行事が行われました。
 敬老会のご案内を差し上げるのは75歳以上の方で市内に7453人おられます。
 米寿のお祝いは358人(男141、女217)、百賀のお祝いは15人(男3、女12)です。
 また、篠山市には100歳以上の方が41人おられ、内男性3人、女性38人、男性の最高齢は102歳、女性は106歳です。
 今回、市長がお祝いの訪問をした4人の方を紹介します。


波部 時雄さん(102歳)
 波部さんは、6月に篠山市で開催されたNHKのど自慢大会に参加され、見事、合格されました。
 道を歩いているとみんなに握手を求められるそうで、人気者です。
 1日1万歩を目標にウォーキングをしたり、娘さんが、食べ物に気を使ってくれるので、元気に生活していること、岡本病院の余田院長からは、篠山市最高齢まで、元気でいられるよう、しっかり診ていくといわれています。

松本 マツヱさん(104歳)
 ケアハウス丹波の郷で元気にお暮らしです。施設におられる皆さんと、よくお話しされたり、部屋にじっとしておられません。
 昔、喫茶店をされていたそうで、喫茶スペースでコーヒーを飲むのを楽しみにされています。

小林 ふみ子さん(102歳)
 玄関の扉を開けると小林さん自身が元気に迎えてくださいました。「市長さん、市名問題で大変ですね、頑張ってください」と励まされ、びっくりしました。
 新聞を、半日かけて熟読されたり、短歌をつくられたりしています。

岸本 冨子さん(106歳)
 山鳥病院に入院されています。手先がとても器用で100歳になるまでは、趣味で手芸もされていました。今も病院のかわいらしいいすの座布団カバーをみて、こんなのを作ってみたいと言われているそうです。病院の食事もベッドの上で、自分でスプーンを使って食べられるとのこと。今は、ご家族がおやつ(季節のくだものを食べやすくしたものなど)を毎日届けられるのを楽しみにされています。

 

▼波部時雄さん

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▼松本マツヱさん

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▼小林 ふみ子さん

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▼岸本 冨子さん

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むかわ町派遣の報告(市長日記)

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 北海道むかわ町に派遣した、篠山市丹波市の4名の職員からの報告がありました。
 「現在ではライフラインはほぼ復旧し、コンビニやスーパーにも商品が陳列されつつある、学校も再開された。
まち全体がのきなみ倒壊している状況ではないが、一部で家屋の倒壊、道路の陥没や隆起が見られるなど、大きな被害が発生している。
庁内で今も61人の避難者がある。一日も早く自宅に帰りたい。また、自宅にいる人も安心して普段の生活に戻りたいというのが町民の皆さんの願いです。
派遣職員は、避難所の運営や全国から届けられている支援物資の仕分け作業に従事しました。
特に避難者のニーズの調査ができていなかったので、その調査をしました。」
 とのことです。

 そして、北海道むかわ町へ第2次、第3次派遣をおこないます。
 第2次の派遣隊として、管財契約課の田中健係長と福祉総務課の安井一裕主事の2名を9月15日(土曜日)から20日(木曜日)まで派遣します。
 田中係長は、南三陸町へ1年間赴任した経験があり、安井主事は、高校時代東日本大震災のボランティア活動をした経験があるそうで、今回の派遣も「今後の大きな経験になる」と積極的に志願してくれました。

 第3次の派遣隊としては、経営企画課の石原卓人主査と農都政策課の藤原紀延主査の2名を9月19日(水曜日)から24日(月曜日)まで派遣します。
 石原主査は、これまで個人として東北や倉敷市でボランティア活動を行うなど、被災地支援に強い思いを持ってくれています。藤原主査は、災害支援は初めてとのことですが、7月豪雨で本市の避難所を担当したことから「他人ごとではない」との思いを持って志願してくれました。

 健康に気を付けて、少しでも役に立てるよう頑張ってください!

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▲左から、1次派遣の河野主事、小林主査

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▲2次派遣 左から安井主事、田中係長

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▲3次派遣 左から石原主査、藤原主査

三上公也の情報アサイチ!(市長日記)

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 9月20日、ラジオ関西の「三上公也の情報アサイチ!」に出演してきました。
 開催中の丹波篠山アートフェスティバルや、味まつり、丹波焼陶器まつりのピーアールをしました。
 やはり「丹波篠山市」への市名変更について、どうなっているのか、住民投票になるのか、どうしてまとまらないのかなど、色々と尋ねられました。
 取り上げていただいてありがとうございます。

 昨年、滋賀県野洲市など、全国で3件の住民投票がありましたが、いずれも投票率が50パーセントにいかず、不成立となっています。市民あげて成立するよう取り組み、きちんと解決しなければなりません。
 これだけ市外からも関心を持っていただいています。
 「いつまでやっとるんだろう」「市長もどないしとるんやろう」と言われるのではないかと心配もするのです。

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▲局長の桜井さんと打ち合わせ。本番前で緊張しています。

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▲右から、三上公也さんとアシスタントの上原伊代さん

長寿犬おめでとうございます(市長日記)

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 9月20日から26日まで動物愛護週間ですが、摂丹獣医師会と篠山市とで、満17才を迎えた長寿の犬と飼い主の皆様を表彰し、お祝いしました。
 市内で25匹が対象となり、うち13家族8匹に出席していただきました。犬の平均寿命は11才位で、17才は人間でいうと90歳位にあたり、なかなか表彰式にも出てきにくい犬も多いのです。
 市内には約3,200匹の犬がいます。長生きのひけつは、飼い主の愛情だそうです。
 獣医の先生が、よくみていただくことも長寿になった要因だと思います。

 わが家のヒメは昨年12月、16歳9か月で逝去し、残念ながら今日の日を迎えられませんでした。
 でも、沢山の幸せを私たちに与えてくれました。
 出席された飼い主さんとワンちゃんは喜びにつつまれ、飼い主さんは毎食野菜をきざんで与えるなど、あたたかい愛情を注いでおられることがよく判りました。

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国体へ!鳳鳴高校軟式野球部(市長日記)

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 全国大会でベスト8の成績を収め、国体出場を果たされた篠山鳳鳴高校軟式野球部の皆さんが市役所を訪問されました。
 初戦の相手は目下2連覇中の強豪・中京学院大中京高校です。
 主将の大木君は「このチームでもう一度戦えるということを胸に、全力で戦う」と力強く語りました。
  
  鳳鳴高校軟式野球部の活躍は、市民を大いに元気づけ、盛り上げています。
 10月号の広報にはエースの市野君の写真とともに特集記事を載せています。
  「必笑」のスローガンのもと、市民に笑顔を届けてください!
  第73回国民体育大会福井しあわせ元気国体は、9月30日から10月3日の期間で、福井県で行われます。
 初戦の中京学院大中京との決戦は、10月1日午前9時プレーボールです!

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▲さわやかな大木君と私。

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▲OB会 小野田安弘会長と

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世界の国から(市長日記)

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 東京財団政策研究所のSylff Leaders Workshop(シルフリーダーズワークショップ)が篠山市で開催され、世界各国から研修に来られています。
 これは、東京財団政策研究所が世界44か国で実施する「ヤングリーダー奨学基金」を受けられた方の中から、優秀な20名を日本に招待し、日本を知ってもらうとともに異なる考え方や価値の多様性を理解するリーダーの育成をめざすもので、篠山市は、ユネスコ創造都市ネットワーク活動の一環として篠山での研修に協力をしています。
 
 今回、研修に来られた20名は、スイス・モンゴル・カナダ・セルビアなどの国から、国際機関、政府機関、NGO、民間企業などで、各国で活躍されている30~50代の多彩なメンバーです。
 9月17日(月曜日)~9月19日(水曜日)の3日間、「食べ物」を切り口に、2030年の世界の食糧事情、農業の未来、食の安全性、環境とのかかわりなどを議論されました。
 17日(月曜日)夜には、城下町ホテルニッポニアで、レセプションが行われ、参加者の皆さんに篠山市の紹介をしました。
皆さんから、まちなみが素朴できれいなこと、ニッポニアの雰囲気の良さを褒めていただき、日本酒や黒豆ビールも人気でした。
 
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世界の国からパート2(市長日記)

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 ドイツの研究員である、イ・シーラさんが篠山市役所に来られました。

 シーラさんは、韓国の釜山出身で、同志社大学や、イギリスの大学を卒業し、現在はドイツのマックスプランク研究所というところで文化人類学の研究をしています。
 篠山には、8月末に来られ、来年の7月まで、なんと1年もの間、篠山で暮らしながら丹波焼や篠山について研究をする予定とのことです。

 シーラさんが篠山に関心を持ったきっかけは、篠山がユネスコ創造都市ネットワークに加盟しているからです。出身である釜山市もユネスコ創造都市ネットワークに加盟をしており、釜山を離れてから改めて創造都市について調べたときに篠山のことを知り興味を持ったとのことです。
 シーラさんによると、篠山には町へ愛着を持った人が多くいて、訪問した丹波焼の窯元さんも親切な人ばかりで、篠山がとても好きになったようです。

 創造都市というのは、なかなか分かりにくく、市民の皆さんにも伝わりにくいところがありますので外国人から見た純粋な目で、篠山の良いところを見つめなおしてPRしていただければ嬉しいです。
 研究論文は、来年にドイツへ帰ってから書くということですが、今からとても楽しみです。

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全国大会銅メダル!!(市長日記)

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 9月15日から17日、茨城県ひたちなか市で開催された全国建設労働組合総連合主催の第34回全国青年技能競技大会において、園田雄一さん(篠山市油井 園田工務店)が銅メダルを獲得され、表敬訪問していただきました。

 この大会は、6時間以内に四方(しほう)転び踏み台を製作し、出来ばえなどを評価するものです。

 園田さんは、4年前の大会でも銀メダルを獲得しており、以降、昨年までの3大会は3年連続で入賞したものの惜しくもメダルを逃しており、今回が2度目のメダル獲得となりました。

 6月3日に西脇市で開催された兵庫県大会で見事4連覇を果たし、県内では向かうところ敵なしの園田さん。来年が年齢制限の36歳となるため、来年こそは兵庫県勢初の金メダルを獲得したい、とさらなる技術の向上を目指しておられます。

 こどもたちの将来の夢として常に上位にランクインする大工さんですが、近年はなり手が少なくなっており、篠山市でも全国でメダルを獲得できるということをアピールしていきたい、と力を込めていました。

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ごあいさつ「すべてを賭けて解決したい」(市長日記)

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一、市民の皆様には、いつも市政にご支援ご協力をいただきありがとうございます。
 皆様のご活躍のおかげで、篠山市は日本遺産など、全国に誇れる、そして住みよいまちになりつつあります。
 しかし、ご承知の通り、「丹波篠山市」への市名変更の問題が大きな課題として立ちはだかり、11月にも住民投票が実施される見通しです。
 さて、私は自分はどうすべきかと思案してきましたが、私自身もまた、市民の皆様に信を問わなければならないと考えました。
 市長の職を辞したうえ、住民投票と同時に市長選挙が実施されるのに立候補し、信を問うものです。

 

二、昨年2月に、市民の皆さんから市名変更の要望を受けてから、賛成の人、反対の人、関心をもてない人、様々であったことから、職員プロジェクトなどで調査をし、そして200か所を超える説明と話し合いなど、丁寧に進めて来ました。
 その結果、「篠山」に比べ「丹波篠山」が全国的に圧倒的に優位な、魅力あるブランドであり、これを市名として、守り活かすことが市民全体の利益にかない、未来のまちづくりにつながるものと判断しました。
 そして、説明会の際のアンケートでも、多数の賛成を得ているものと考え、8月1日に、篠山市(市長)として「丹波篠山市」への市名変更の意思決定をしたものです。
 しかし、時を同じくして、市の名前は市民みんなで決めるべきだという住民投票にむけた署名活動がはじまりましたので、これを尊重し、見守ってきましたが、条例に定める有権者の5分の1以上が集まり、住民投票による解決となりました。

 

三、では、私はどうすべきかと考えました。
 これまで市名変更の検討を進め、そして変更する意思決定までしているのですから、その責任者として、市長としての信を問わなければならないと考えたものです。
 調べますと、住民投票と同時に市長選挙を実施する時は、約450万円程の上積みでできることが判りましたので、それならばと考えました。
 あわせて住民投票に関心が高まり、多くの人に投票に行っていただけることも期待しています。
 昨年、滋賀県野洲市で市立病院の建設計画が問われた件など、全国で3件の住民請求による住民投票(常設型)がありましたが、内2件は、条例で定める50パーセントの投票率に達せず、後1件は33.4パーセントの投票率に過ぎませんでした。
 同じように篠山市においても、50パーセントに達しないといつまでも解決ができず、更に混乱することが心配され、全国に誇れる住民投票を目指したく、念ずるものです。
 また、これは早期解決を望まれている多くの市民の皆さんの意向にかなうし、「酒井市長は(前の)選挙の公約で市名変更をあげていなかったから選挙すべきだ」という反対の立場の方の意にも沿うものと思います。
(なお、この選挙で私が当選した時には、来年2月の任期満了による市長選挙が行われ、私以外の方が当選した時には行われず、4年後になります。)

 

四、以上の通り
 来たるべき住民投票と市長選によって、市名問題をきちんと解決し、来年は市制20年です。
 私としては「丹波篠山市」の花を未来に、世界に咲かせ、大きく飛躍していくことを心から願っています。
 今後とも、篠山市の発展のために、市政へのご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

                                                                             平成30年10月2日

酒 井 隆 明

 

 本日、午前10時、記者発表を行いました。
 質問のなかで、力を込めて答えたことは、

(1)住民投票を実施しても、不成立となるなど、いつまでも市名変更の解決をできないことは市長の責任であるので、出来る限りの努力をしたい。

(2)賛否を意見し合う中で、市民同士でけなし合うこと、ネットで悪口を言うこと、政治的な争いに持ち込もうとすることなどはもうやめにして、解決したい。

 

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丹波篠山市場が開場(市長日記)

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 丹波篠山市場が10月1日から、新たな卸売市場として営業が始まりました。
 丹波篠山市場の最初の取引となる「初競り」では、丹波栗や住山ごぼうなど丹波篠山の特産が並び、威勢の良い声で次々せり落とされていきました。
 
 初競りの最後を飾ったのは、丹波篠山を代表する食材「松茸」です。取引結果は620g155,000円の値段で、市内の老舗料理旅館「近又」によって競り落とされました。

 篠山市では、地方卸売市場「(株)篠山魚市場」で、せりが行われていましたが、会社の都合により3月をもって廃止され、市内の農業者の出荷先が無くなっていました。
 農業者や仲買人の皆さんは卸売市場を再開するため、丹波篠山出荷協議会の設立や、卸売市場運営会社の設立などに尽力され、ようやく市場の開場にこぎつけられました。

 卸売市場の歴史は古く、寛永年間(1624年~1645年)に創立され、400年近い年月とともに伝統ある丹波篠山の食材を提供されてきました。今後も、卸売市場が皆さんの手で引き継がれていくよう期待しています。

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▲丹波篠山市場を開設されたgino丹波(じのたんば) 代表 林尚司(はやししょうじ)さん

社会参加章(市長日記)

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 郵政退職者でつくる団体「ささやま郵友会」の皆さんに、平成30年9月25日に内閣府特命大臣から章状と盾が授与されました。

 今回、受賞されたのは郵便局を退職された方で組織された団体「ささやま郵友会」の皆さんで、郵便局支援を目的に創られた団体であるにもかかわらず、地域に貢献する活動にも積極的に取り組まれ、継続的に「篠山ABCマラソン大会」や「全国車いすマラソン大会」に競技役員として大会を支えていただきました。
 また、「日本ユネスコ協会連盟」の世界寺子屋運動にも参画されるなど幅広く社会参加活動をされています。

 この表章は、高齢社会における高齢者の社会参加活動として広く全国に紹介するに足ると認められるものを表章するもので、「ささやま郵友会」の皆さんは、生き生きと充実した生活を送っているグループとして国に認められました。
 私たちも、まだまだ頑張らなくてはならないと勇気をいただきました。

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ささやまマメに見守り隊(市長日記)

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 平成30年10月1日(月曜日)に兵庫県電気工事工業組合丹有支部篠山地区と協定を締結しました。

 兵庫県電気工事工業組合は「街の電気技術のプロ集団」として日頃から地道な訪問活動により地域社会やお客様との密接な関係を築かれています。
 丹有支部篠山地区には、平田電業所、深山電機、(株)協栄電興、(有)野間電気、三丹物産(株)、篠山電気工業所、吉田電気商会、中山電器、松木電気工業所、溝畑電設、室垣電気工業所、オカダ電工、中野電気、アサジ電気、藤本電気防災、(有)もりでんき、(株)GDK 、ウエムラ電気、杉本電工、細見電気、(有)リトル丹波、まさの電工、竹中電工(敬称略) の23店舗が加入されています。
 お仕事で地域のご家庭を訪問されることも多く、広く地域を巡回され、自主的に防犯パトロール等の取り組みをされており、皆様からとても頼りにされていることから、今回、協定締結のお声かけをさせていただき、快くお引き受けいただきました。

 ささやまマメに見守り隊(篠山市高齢者・障がい者見守りネットワーク事業)とは、地域住民をはじめ、新聞販売店や食材等配達業者等の協力事業者が、日常生活や仕事を通して高齢者や障がいのある方等のさりげない見守りを行い、異変を発見した場合には「ふくし総合相談窓口」(市地域福祉課)へ連絡し、状況確認と支援につなげるもので、平成25年3月から事業を展開してきました。
 平成30年9月末までに39件の通報があり、高齢者の異変等の早期発見につなげてきました。過去の通報事例としては、お一人暮らしの高齢者宅に配達時、家の中で転倒され動けなくなっていたところ、声が聞こえたので、警察に通報し、無事病院に搬送されたことや、水道がだしっぱなしであるが、施錠されて、呼びかけに反応がないため、警察に通報したところ、お風呂場で倒れておられ、救急搬送により、一命を取り留められたこともありました。

 今回の協定により33の協力事業者、店舗数では118店舗目となりました。
 今後も、高齢者や障がいのある方をはじめ、困りごとのある方をさりげなく見守り、支えるネットワークを広げ、誰もが住みなれた地域で安心して暮らせる篠山市を目指します。

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世界平和アピール七人委員会の講演会(市長日記)

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 「世界平和アピール七人委員会の講演会」も、今年で8回目を迎えました。
 この講演会は、篠山市今田町出身で出版会社の「平凡社」を創設した下中弥三郎氏の縁で、「世界平和アピール七人委員会」、「公益財団法人下中記念財団」の協力を得て、実施しています。

 本年度は、物理学者の小沼通二さんに、ご講演をいただきました。小沼さんは、今年で、御年87歳です。矍鑠(かくしゃく)とした姿は、私たちが目標とすべき姿です。講演の当日も、宿泊施設から市役所まで5キロの道のりを歩いてこられました。道端の畑の黒豆の葉っぱにカエルなどがおり、楽しく歩くことができたとのことでした。

 小沼さんは、若い時から物理学者として、第一線で活躍されおり、物理学を通して、ノーベル賞の湯川秀樹さん、朝永振一郎さんとも深く関わりがあり、今回、「物理学者として平和を語る」~近くで見続けたノーベル賞の湯川秀樹と朝永振一郎~と題して講演いただきました。

講演では、
 ・科学とは、時に自然に手を加えて、自然にないものを作り出すことがあるため、科学者はその点を慎重に考えなくてはならない。
 ・科学者だけでなく、誰もが、人類の一員であることを認識した行動が求められる。
 などのお話がありました。また、湯川さん、朝永さんの功績や戦中戦後の苦労話。両氏は親友であり、ライバルであり切磋琢磨してきたこと。湯川さんは、枕元にノートを置いて、浮かんだアイデアを書き留めていたこと。などの話がありました。

 本講演を通じて、ノーベル賞を受賞した湯川さん、朝永さんがとても身近に感じられました。そして、世界が認めた2人が科学の発展を望みつつも、人類の一員であるこという視点を忘れてはいけないというところに感銘を受けました。

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丹波篠山味覚シーズンが始まりました(市長日記)

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 丹波篠山黒枝豆の販売が、解禁宣言とともに10月5日から始まりました。
 今年の枝豆は、猛暑や豪雨、台風など自然災害に幾度も見舞われ、ところによって生育の進行に差があり、10月初旬は品薄になるかもしれません。農家の皆さんも、美味しい枝豆を提供しようと頑張られていますので、次々開催される丹波篠山の味覚イベントをご期待いただきたいと思います。
 10月6日の丹波篠山味まつりを皮切りに、丹波篠山の秋は毎週イベントでにぎわいます。是非お楽しみに。

秋のイベント
○丹波篠山味まつり
10月6日(土)~8日(月・祝)
場所:篠山城三の丸広場

○うまいぜグゥ お酒まつり
10月6日(土)
場所:丹波杜氏記念館

○たんなん味覚まつり
10月13日(土)~14日(日)
場所:中央公民館・四季の森所生涯学習センター

○城東味まつり
10月13日(土)~14日(日)
場所:篠山市城東支所周辺

○丹波焼陶器まつり
10月20日(土)~21日(日)
場所:陶の郷、市役所今田支所

○おまっ茶でおもてなし
10月27日(土)
篠山城大書院

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また会う日まで(市長日記)

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 本日、市議会で10月16日付の退職を認めていただきました。
 勢いよく退職の申し出をしたものの、「健康保険証を返して欲しい」「給料はこれまで」など、厳しい現実を感じています。
 考えてみれば、市長はいつまでも続くものではなく、市民の皆さんの信頼あればこそです。

 この4年間を振り返ると、順調に前進していると思います。
 平成27年にはデカンショの息づくまちとして日本遺産第一号、ユネスコ創造都市加盟という、将来への大きな礎(いしずえ)を得ました。
 平成29年には、丹波焼で二つ目の日本遺産、全国景観モデル都市にもなりました。
 味間こども園、多紀こども園着手、病児保育開設、こども発達支援センターなど、子育て施策は大きく充実しました。
 また、全国モデルとなる原子力災害対策として安定ヨウ素剤配布、サル、シカの適正数管理を中心とする鳥獣害対策は大臣表彰を受け、また、丹波の森構想に基づくふるさとの森づくり、川づくりなども進めました。
 今年はささやま医療センターの存続も決まり、岡本病院との連携着手、公共交通も見直しました。

 しかし、この前に大きく立ちはだかっているのが、市名変更問題です。
 住民投票と市長選挙の日程は、11月18日と決まりました。
 私は何としてもきちんと解決し、市政を前進させたいという一念です。
 市民同士が批判しあうこと、これを政治的な争いにしようとすることなど、もうやめにして前に進みたいのです。
 そのために、初心に戻り、全力で戦っていきます。
 多くのマスコミに取り上げていただくなか、全国から篠山市民が注目され、市民の真価が問われます。
 必ず成立させ、そして賛否の議論を乗りこえて「丹波篠山」として未来に大きく飛躍しましょう!

 この「市長日記」も16日で終わります。
 ありがとうございました。
 また会う日まで!

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何とか帰ってこれました(市長日記)

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 出直しの市長選に当選できて、今日、市役所に戻ってこれました。
 一時は中傷のビラが大量に出て、私もこれにつぶされるのだろうかと不安になりましたが、本当にありがとうございました。

 何と言っても嬉しいのが、住民投票の投票率が70パーセントという高さです。
 市民の意識の高さを全国に示すことができ、誇らしい限りです。
 ただ、私の思っていた以上に、市名変更に反対票が多く、反対を投じられた1万票の重みを真摯に受け止め、5年後、10年後に、全ての市民が、「丹波篠山市」になって本当によかったと思ってもらえるまちづくりを進めていきます。

 賛成、反対の議論を乗りこえ、市民一丸となって「丹波篠山市」を盛り上げられるよう頑張っていきたいと思います。

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新聞チラシの恐怖(市長日記)

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 今回の選挙はこれまでと大きく違うものでした。
 それは候補者とは別に確認団体をつくり、そこから大量のビラが配布されました。
 ネガティブキャンペーンと言うのでしょうか。
 ですから、私は途中で大変不安になりました。これでつぶされるのだろうかとも思いました。

 選挙中は篠山口駅や交差点に早朝から立っていたことから、昨日は駅に立っていたところ、励ましの言葉をかけていただく一方で、「お金のかからないようにして」との言葉もありました。
 これは、選挙中のビラに「前市長が当選すると2月に選挙があり4000万円もの税金が使われる」とか「市名変更には2億円以上かかる」などの大きな表現があったことからだと思われます。
 言っておきますが、私が一旦辞職して、選挙することで余分に要した費用は約450万円です。
 少なからずの方に誤解を与えたのではないかと心配します。

反対でも私に投票(市長日記)

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 私のポスターは、私が「花咲く未来へ 丹波篠山市」のキャッチフレーズを手にしたものです。
 ですから、私に投票していただける方は「賛成」をしていただけるものと思っていました。
 しかし、私に投票しても反対、逆に言えば、反対でも私に投票してくださった人が反対の25パーセントほどを占めているそうです。
 それはありがたいことだと思います。
 でも、私が当選しても、市名変更が反対多数なら、変更できず結局私は市長を続けられなかったのではとも思われ、複雑です。
 こんなことにならず、解決できて本当に良かったと思います。
 約70パーセントの投票率は全国に誇るもので、歴史に残ります。
 体が動かず、郵便による投票をしていただいた方もあることが新聞に載っていました。
 本当に心から感謝申し上げます。

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▲井戸知事より、「新たなまちづくりのスタートを切る基盤ができた」との歓迎のお言葉をいただきました。
 

体力は少し回復(市長日記)

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 選挙とその前の期間は、朝6時前から活動をはじめていました。
 篠山口駅東と西、東吹、西谷、南新町の交差点に立っていました。
 人間、その気になると朝の4時頃には目が覚めるのです。
 しかし、終わってしまうと気が楽になり、また、なかなか起きられません。
 体力も回復してきました。
 今週からは日常に戻り、市民の皆さんの信頼を大切に、やるべきことをやっていきます。
 

世界の皆さんこんにちは、丹波篠山市の誕生です!(市長日記)

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 本日、市議会の臨時会が開かれ、来年5月1日付で「丹波篠山市」への市名となることがやっと決まりました。
 今回の混乱ぶりを表すように、賛成と反対討論が続き、一人の反対議員を除き、賛成多数でした。
 篠山市自治基本条例では、住民投票の結果を議員も尊重することとなっていますし、賛否の議論を乗りこえ、市民ひとつになって前進しようとしているのに、いつまでも反対論を述べ、全会一致でなかったことは残念です。

 市民の皆さんには、69.8パーセントという高い投票率で住民投票を成立させ、市名変更を決めたということは、篠山市のみならず全国的な快挙で、歴史に残ることだと思います。
 この問題は大変難しく、まとめようとしましたがまとまらず、市民の溝が深まるばかりで、市政も停滞していました。
 市民の力で解決でき、心から感謝いたします。
 反対票が思った以上に多くあり、その多くが変更の必要性を感じないとのことであったため、説明や広報を十分していたつもりが、今後の課題です。
 誰もが「丹波篠山市」となって良かったと思えるよう取り組まなければなりません。

 今日もテレビ、新聞など、多くの報道関係の方に来ていただきました。
 これで解決したからと言って、もう来ていただかないとさみしくなりますので、秋の丹波篠山、冬の丹波篠山など、またいつでもお越しください。

 新しいキャッチフレーズ「世界の皆さんこんにちは、丹波篠山市の誕生です。」

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