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篠山からスノーボード選手誕生(市長日記)

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 春になって暖かくなりました。
 少し時期外れになってしまいましたが、ピョンチャンオリンピックで注目を集めたスノーボード選手が篠山市から誕生しました。
 篠山市下板井の平井駿也(ひらいしゅんや)君(26歳)です。

 平井君は小学生から野球を始め、大阪体育大学に進み、野球に打ち込んでいましたが、足を痛めて断念。20歳からスノーボードを始め、短い間にインストラクターA級を取得、将来はデモンストレーター(指導者)と全国大会上位を目指しています。
 今年1月の全日本スノーボードテクニカル選手権西日本大会で5位入賞、3月の全国大会に進みました。
 テクニカルとは、スノーボードの基礎であるスピード、フォーム、ターンの形を競うものです。

 まっ黒に日焼けして、たくましい平井君、夢に向かって頑張ってください。

 

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平成30年度スタート(市長日記)

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 篠山市役所では、3月30日に10人の退職者とお別れし、4月2日に新しく20人の新規職員を迎え、458人の体制でスタートしました。

退職されたのは、
 畑光明さん  市民を守り消防長として活躍。
 雪岡達也さん 消防署長として活躍。手品でも人気。
 宇杉浩さん  あさぎり苑、清掃センターでまじめな仕事ぶり。
 田中靖剛さん あさぎり苑など、お城将棋、ギター、スキーなど地域活動も。
 上山計悟さん 上水道課長、地域整備など真摯な仕事ぶり。
 吉田由香里さん 介護保険の礎を築く。職場を明るく。
 宮脇寛子さん 医療保険課、地域コミュニティ課を盛り立て、親切で丁寧な対応は定評。
 清水茜さん  若さと前向きで保育に取り組む。青森での結婚のため退職。お幸せに。

 それぞれの長い間のご活躍に感謝いたします。

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 そして、新しく20人を迎えました。
 一般事務職4人、消防士4人、幼保職9人、技術職1人、保健師1人、医師1人です。
 篠山市職員としての誇りを持って、頑張ってください。
 縦割りではなく、横にみんな繋がって、篠山市の取組みを全員で進めていきたく願います。

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▲丹波新聞森田記者より提供

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 また、今日から多紀支所が旧福住小学校の一室に移転し、開設しました。
 4月1日には多くの地域の人に祝っていただきました。
 支所は、職員数も限られたものになっていますが、地域の方に大切にしていただいており、更なる充実に努めます。

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ベトナム・フエ市と市民交流都市提携(市長日記)

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 4月1日には古市の篠山学園の入学式があり、41名のフエ市をはじめとする主にベトナムの女子生徒が入学されました。
 これは介護福祉士をめざす専門校です。
 この女子生徒の姿を見て、嬉しく感動しました。
 遠く日本まで来て、彼女たちが夢を果たし、日本で、ベトナムで活躍されることを祈っています。
 心配ありません。篠山は良いところと話しました。
 まじめで誠実で明るいベトナム人を、日本人は尊敬しています。

 これがきっかけで、4月2日フエ市と篠山市の間で市民交流都市の提携をしました。
 フエ市はユネスコ世界遺産に登録された王宮のあるベトナムの古都です。
 昨年10月に訪問しましたが、このような市と提携できて大変嬉しく思います。
 世界的な観光都市ですので、観光、農業、福祉などで交流を進めたいと考えています。

 また、市内の企業、工場にも、ベトナムからの社員が働いていますので、より交流が大切になってきています。

 市民の皆様には、いろんな機会にフエ市に行ってみられたり、関心をもっていただいたらと思います。

▼入学式の様子(丹波新聞提供)

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▼調印式の様子

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大芋にこにこ号、後川おうたん号 出発(市長日記)

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 篠山市が車両を貸与し、これを地区の住民の方が主体的に運送していただく「市町村有償運送」と呼ばれる事業がスタートしました。

 大芋では月曜から金曜まで、大芋地区内や東雲診療所、ハートピアセンター、山鳥病院、多紀支所は200円、小畠内科クリニック、サンセブン、フレッシュバザール、ささやま医療センター、篠山市役所は500円となります。

 後川では、火、木、金曜日、後川文化センター、後川診療所は200円、サンセブン、城東支所、小畠内科クリニック、小嶋医院、フレッシュバザール、ささやま医療センター、篠山市役所は500円となります。

 西紀北、西紀中でもお取り組みいただきます。
 このような取り組みが全市で広がればと期待しています。

 

▼大芋 出発式

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▼後川 出発式

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古市児童クラブ開設(市長日記)

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 小学校の放課後に児童を預かる「児童クラブ」の希望が大きくなっています。
 古市地区では、古市コミセンの一室で行っていたのですが、ここでは入りきれなくなり、旧の古市保育園跡の土地がありましたので、ここに新設しました。
 保護者の皆さんから強い要望が出されたのが昨年の2月、それから1年少しで新たに開設できました。
 篠山産材の木材をできるだけ使用したり、古市らしい景観にも配慮されています。
 古市小学校の児童数約100人のうち、夏休みを入れると約半数の子ども達が利用するそうです。
 古市地区では、最近子どもの数が下げ止まり、少し増えてきているとのことです。
 近くには里山や農地が広がる、良い環境のなか、大きく育ってください。

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新しい丹波篠山観光大使(市長日記)

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 新しく丹波篠山観光大使に、土井絵理菜さん(19歳、篠山市高屋)と、尾嶋珠里希さん(20歳、篠山市西谷)のお二人が選ばれました。

 お二人には今後2年間、観光に来られたお客様に丹波篠山の魅力をPRしていただいたり、時には首都圏や京阪神にプロモーションに行っていただきキャンペーンしていただきます。
 昨年任命された第6代の3名とともに観光大使は5名の体制となります。
 主催者の西尾和磨丹波篠山観光協会長は、「皆さんは、丹波篠山の顔です。皆さんに注目が集まるのです。その自覚をもって観光に来られたお客様へのおもてなし、丹波篠山の魅力をPRしてください」と激励されました。

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▲左が土井さん、右が尾嶋さん

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篠山市初の女性消防団員(女性班)誕生(市長日記)

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 篠山市で初めて、女性消防団員(女性班)が誕生しました。
 主に防火の啓発などを担当します。
 見てください!このりりしく美しい姿を!
 家族の方に見せたら、きっと喜んでもらえると思います。
 市民も同じです。
 彼女たちの活動で、日頃からの防火、防災の意識が高まるものと期待しています。

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お花見市長室開催中(市長日記)

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 4月2日(月曜日)より、お花見市長室として、市長室を一般開放しています。

 今年は例年より早く3月29日に開花ましたが、4月6日の強い雨と風で散るのが早くなってしまいました。
 4月5日には、毎日放送のテレビ、ちちんぷいぷいが市長室からの桜を中継してくださったこともあり、「ちちんぷいぷいを見て来ました」とおっしゃる方が沢山来 られました。
 遠くからも来ていただき、皆さん喜んでくださいました。

 もう桜は残り少なくなってしまいましたが、15日(日曜日)まで市長室を開放しています。
 ぜひ市長室からの景色をご覧ください。

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▲毎日放送の気象予報士 広瀬さんと

 


南三陸町からの報告(市長日記)

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 この1年間、宮城県南三陸町に派遣していた中森恵佑君が、篠山市役所に戻りました。
 中森君は町民税務課の資産税係で、固定資産税を徴収するため建物の評価の仕事をしました。
 「遠い所から来てもらってありがとう」と、よく感謝されたとのことです。
 大分、復興も進みつつあり、これで5年間にわたる派遣の一応の区切りとしました。

 奥さんが白石市の出身とのことで、奥さん孝行もできたようです。
 また、他の自治体の職員さんとも良い交流ができました。
 この貴重な経験を活かし、頑張ってください。

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▲中森恵佑さん

西紀南に地域おこし協力隊(市長日記)

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 新しく西紀南地区の地域おこし協力隊として、岩崎智彦さんを委嘱しました。

 神戸大学農学部3年生で、西紀南地区を活動拠点とする学生サークル「にしき恋」に大学1年生の時から参加、毎週、西紀南地区に通って農業のボランティアや、地域の方との交流を続けてきました。
 若い人が都会に出て行く傾向にある、この課題解決にむけ、若い人の受け入れ体制や交流の場づくりなどに取り組んでいただきます。

 福岡市の都会育ちですが、「これからは農村の時代だ」という水戸岡鋭治さん(数々の鉄道車両デザインで知られるデザイナー)の言葉に感銘を受け、農学部で学び始めました。
 そして西紀南の自然豊かであたたかい土地柄が大変気に入っています。
 また、西紀南地区の皆さんも大喜びでした。

 これで篠山市の地域おこし協力隊員は、畑、雲部、村雲、福住、大芋、大山、そして西紀南で7名となります。

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▲真ん中が岩崎智彦さん

農都創造政策官に森本秀樹さん(市長日記)

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 篠山市の新しい農都創造政策官に、森本秀樹さんが就任されました。
 森本さんは、この3月まで兵庫県の農業改良普及センターの職員として勤務されてきました。
 決して、天下りのようなものではありません。

 森本さんは、かつて平成3年から10年間、篠山農業改良普及センター(現在では丹波市と統合されている)に務められ、丹波篠山の誇る黒大豆、栗、ぶどうなどの特産振興に力を入れられたり、市内33集落での集落営農組織づくりを進められました。
 文字通り、篠山市の農業を築かれた人なのです。
 篠山農業への熱い思いを今も持っていただいています。
 篠山の多くの農家の方に、今も大変厚い信頼があり、皆さん大喜びです。
 篠山市の「特産振興」「集落営農」「環境配慮の農業、農村」など大いに期待します。

 現場主義の森本さん、早速市内に出られました。

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▲森本秀樹さん

丹波篠山さくらまつりと青山神社祭礼(市長日記)

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 先週末は「さくらまつり」と「青山神社祭礼」でにぎわいました。

▼さくらまつり

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▼青山神社祭礼

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学校図書ボランティア「ブックサポーター」(市長日記)

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 ブックサポーターの皆さんからの依頼で、おでかけ市長室を開催しました。
 味間小学校、丹南中学校を中心に各学校で、子ども達への本の読み聞かせや、学校図書の貸出しや整理など、15年以上にわたって、ボランティアとして活躍していただいている皆さんです。

 読書には、リラックスの効果があり、心を育てる大事な要素があります。
 読み聞かせをしていると、子ども達は集中してよく聞いてくれて、途中でお話を終えると「もっと聞かせて」と言って、次の時に前のお話をよく覚えているそうです。
 子ども達の感想文には、昔ばなしのどのお話が好きで、どんなところが面白かったなど、生き生きとお話の世界を楽しんだ様子が書かれていました。

 学校図書の蔵書点検もされるのですが、不備で貸出しできない本を登録したり、新しい図書を購入する選書をしたりと、なかなか大変です。
 このような地道な作業も含め、子ども達に本に触れてもらおうと、温かい気持ちで、一生懸命取り組んでいただいているのは、本当にありがたいことです。

 今後は、ぜひ、学校図書の司書を増やしてほしいとの要望もいただきました。
 本に親しみ、読み聞かせをすることで、子どもが自分を大切に思える自尊心を育むことができるそうです。
 篠山市の子ども達のため、これからも、このような素晴らしい活動を続けていただきたいと思います。

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失敗は成功のもと(市長日記)

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 篠山城南堀のハスの花を復活させようと、今年も種レンコンの植え付けをしました。
 篠山小学校6年生の児童たちが、京都から来ていただいた花蓮マイスターの金子明雄さんの指導のもと、約30本を植え付けました。

 ハスの花は、かつて南堀を埋め尽くす程に咲き誇っていましたが、10年ほど前にほぼ消滅してしまいました。
 そこで、ハスの花を復活させようと、2回植え付けを試みましたが、2回とも失敗に終わってしまったのです。
 消滅の原因の一つである、外来種のミシシッピアカミミガメの駆除や防護柵の設置を行ってきましたが、なかなか復活しませんでした。
 水位が深かったこと、日射不足、低水温などが失敗の原因だったようです。

 メジャーに行った大谷選手も、オープン戦では不調でしたが、開幕直後から3試合連続ホームランという快挙を果たし、活躍中です。

 お堀のハスも、2回の失敗から沢山学びましたので、今回こそ綺麗な花をつけてくれることを願っています。

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▲花蓮マイスターの金子さんから指導を受けました

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お城とよさこい 春の篠山にいらっ祭(しゃい)(市長日記)

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 4月15日(日曜日)篠山よさこいまつり2018が開催され、遠くは和歌山県や福井県、鳥取県から48チーム、約900人が集結し、熱気あふれる演舞が繰り広げられました。
 
 今年で4回目となる篠山よさこいまつりは、市内のよさこいチームが実行委員会を組織し、スタッフとなり、手づくり感のある楽しいまつりです。
 
 前日は、舞台のブルーシートもめくれてしまうぐらい、雨と風が強くなり、みんなで、てるてる坊主を作り、当日が晴れるように祈ったそうです。その甲斐もあり、何とか雨も降らずに多くの踊り子や観客でにぎわいました。

 篠山城跡をバックにしたメインステージは、県下でも一番の舞台です。

 途中、デカンショ踊り保存会の皆様によるデカンショ踊りの講習会などもあり、篠山の特色を十分に味わっていただける内容に、参加チームからは「また来年も絶対に出たい!」と大好評でした。

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「丹波篠山市」への市名変更の影響は52億円以上(市長日記)

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 篠山市職員プロジェクトと、株式会社日本統計センターによる市名変更の調査結果が出されました。
 地域経済への影響は52億円以上、また、変更のメリットも大きいと考えられ、市名変更にむけての検討を進めていきたく考えます。
 本日、記者発表を行いました。

 概要は次のとおりです。

 

1:混乱事例

 本来、「丹波篠山」は丹波の国の篠山を指す呼称として、古くから全国でも広く知られ、親しみと誇りをもって使われてきました。
 しかし、最近では「丹波」がどこを指すのかが不明瞭になり、大きな混乱を招いているばかりか、「丹波篠山」は、丹波市と篠山市の両方を指すものとして誤解される事例が広がってきています。

【行政に関する事例】
・篠山市では、丹波篠山デカンショ節や丹波焼により、日本遺産のまちとして認められ、その魅力を全国にPRしているが、「篠山市」というだけでは、この丹波篠山が篠山に結びつかない。

【観光に関する事例】
・インターネットで丹波篠山を検索すると、丹波市の情報が出てきている。
・篠山市に行こうと思っていた観光客が間違って丹波市を訪れていた。

【特産・ブランドに関する事例】
・「丹波の黒豆」の本場が丹波市だと誤解され、テレビの番組でも取り上げられている。

【報道・メディアに関する事例】
・丹波篠山を「丹波市と篠山市のこと」と混同し、アナウンスされている。

【その他の事例】
・関西圏以外では篠山市のことを「しのやまし」と間違って呼ばれることが多く、「丹波篠山」と「丹波」と付けると、理解されることが多い。

 

2:アンケート結果

■調査方法 : インターネットリサーチモニターに対するweb調査
■調査対象地域 :  東京23区、愛知県名古屋市、大阪市、京都府、兵庫県(篠山市・丹波市を除く)、福岡県福岡市
■調査対象者  : 各地域1000人、合計6000人の20歳以上の男女
■回収率  : 100%


Q:「丹波篠山」とはどこのことですか?

丹波市、篠山市の両方  44.7%
篠山市のこと   23.1%
丹波市のこと   13.6%

丹波篠山が「丹波市と篠山市の両方を指している」という認識が急速に広まっていると懸念されます。特に、世代別の40歳以下の若い年代の正解率が低いことは、将来に向けた不安要素となっています。


Q:「地域ブランド」や「特産品」「土産品」を購入する際、次にあげる産地表示の場合、どちらを買いたいですか?

●その1:【A丹波篠山産:B篠山市産の場合】
丹波篠山産がよい   28.8%
どちらかといえば丹波篠山産がよい 57.7%
どちらかといえば篠山市産がよい 11.4%
篠山市産がよい   2.1%

●その2:【A篠山市産:B丹波市産の場合】
篠山市産がよい   7.1%
どちらかといえば篠山市産がよい 35.3%
どちらかといえば丹波市産がよい 47.5%
丹波市産がよい   10.1%

●その3:【A丹波篠山産:B丹波市産の場合】
丹波篠山産がよい   25.2%
どちらかといえば丹波篠山産がよい 53.3%
どちらかといえば丹波市産がよい 17.2%
丹波市産がよい   4.3%

 丹波篠山ブランドは、篠山市ブランドよりもはるかに優位です。他方で、篠山市ブランドでは、丹波市ブランドにも15.2ポイントも離されています。

 

3:市名変更による経済波及効果

≪地域経済への影響は52億円以上≫

丹波篠山ブランドの減価による経済的損失額 23億3000万円

 丹波篠山というブランド力があることで、他産地と比較して販売価格が高くなっています。特産の中でコシヒカリ、黒大豆、黒枝豆、大納言小豆、栗、山の芋の農産物と丹波篠山牛、猪の肉類に絞って効果を算出しました。
 現在の混乱状況が続くと丹波篠山産の優位性が低下します。仮に10年の期間で地名ブランド力を徐々に失うと仮定して、その金額を算出しました。


経済波及効果額 28億7000万円以上

 同様のアンケート調査により、篠山市を訪れる観光客の訪問回数や消費額と、市名変更による消費額の増減率から、算出した市名の変更後における推計消費純増額(市名変更による消費額の増加分)は85億6810万円となります。
 ここから、市名変更による変化を少しでも正しく表すため、訪問確立の高い人の割合22.7%を乗じてより現実的な数字に近づけました。その結果の増加額は19億4500万円となりました。
 この増加は単に食事、飲酒、土産物、入館料および宿泊料などとして増加するだけでなく、これら商品やサービスにかかる仕入れや雇用などを誘引します。
 そこで、これらの波及効果の指標である産業連関表を用いて、間接効果額を含むと総計28億7000万円以上となり、その効果はすべての業種に及ぶ結果となりました。

 

4:「丹波篠山市へ変更する場合」のメリット・デメリット

―市民の視点―

【メリット】
・全国で広く通じる。
(篠山市といっても通じないが、丹波篠山といえば分かってもらえる。)
(「しのやまし」と読み間違いが減る。)
・まちの活性化により市民生活が向上する可能性がある。
(丹波篠山の自然豊か、美しい、おいしい農産物、歴史・文化的など魅力的なイメージにより、人が定住し、活性化する可能性がある。)
(市町村合併以外での市名変更によるPR効果が期待できる。)

【デメリット】
・負担感がある。長い市名は書きにくい。
・住所変更などの手続きが面倒。
・使い慣れて愛着がある。
・「丹波」という言葉に田舎で不便というイメージをもつ人がいる。


―企業・事業者の視点―

【メリット】
・特産物販売の増が見込まれる。
(丹波篠山産で今後も積極的に売り出すことができる。)
・観光収入の増が見込まれる。
・多くの企業などに経済波及効果がある。
(農業、観光業に限らず、広く経済効果が波及する。)

【デメリット】
・経費や労力がかかる。

―行政の視点―

【メリット】
・地理的にイメージしやすい。
・農都、日本遺産のまちなど魅力をよりPRできる。
・まちの活性化により市民生活が向上する可能性がある。
・ふるさと納税が増える可能性がある。

【デメリット】
・新市名の定着に時間と労力がかかる。
・約7000万円の経費がかかる。

 

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説明と話し合いを尽くします(市長日記)

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 昨日の市名変更の発表を新聞やTVで大きく報じていただきました。
 「丹波篠山」が篠山市を指すとの回答が23%にとどまっていることに、改めて強い危機感を感じています。また、「丹波篠山」「篠山」「丹波」のそれぞれのブランドの比較においては、「丹波篠山」が圧倒的に優位です。
 そして、市名変更の経済効果額は52億円以上となり、農業、観光だけにとどまらず、市内のすべての産業に広く波及するとされています。
 さらに私は、丹波篠山ブランドは金銭面だけでなく、市民の誇りや魅力あるまちづくりの方向性に大きな力になると思います。
 従って、市名変更が市民の利益にかない、メリットも大きいと考えますので、今後変更に向けての検討を進めていきたいと考えています。
 ただし、市民の合意がなければ変更はできません。今後はありとあらゆる方法で説明と話し合いを続けていきます。
 どうか、どこにでも呼んでください!


(1) 意見交換会の開催
  4月28日(土)13時30分から、篠山市民センターで開催します。
(2) ふるさと一番会議
  5月7日(月)から6月9日(土)まで市内20会場において開催します。
(3) どこにでも出向きます
 集落や事業所、工場、グループなど、お呼びいただければ、市長を先頭に
 市職員が説明と話し合いに伺います。

 

良いまちづくりに「新聞」(市長日記)

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 神戸新聞社を訪問し、感謝状と丹波焼の記念品を贈呈しました。
 神戸新聞は創刊120年を記念して兵庫県の五国(摂津、播磨、但馬、丹波、淡路)に焦点を当て、各地に息づく伝統文化や風習、祭り、特産などを特集して報道されています。
 丹波篠山は、第4部「霧の立つ里」において、本年1月から5回にわたって「丹波杜氏の技と歴史」「丹波黒豆のブランド化」「ぼたん鍋と猟」「後川の寒茶」「鬼と神事」を取り上げていただき、市民をはじめとする多くの読者に丹波篠山の魅力を伝えていただきました。
 この取り組みは、日本遺産や創造都市のまちづくりに合致した素晴らしい企画であるとして、市民の皆さんに喜ばれ、誇りとするところでした。

 遠くに関西国際空港が望める応接室で、専務取締役の高梨柳太郎さん、編集局長の大国正美さん、編集局の長沼隆之さんに贈呈させていただきました。
 ちょうど市名変更に関する調査報告が今日の朝刊で大きく取り上げていただきましたので、その話題となりました。

 今、若い人の活字離れ、新聞離れのなかで新聞業界も厳しい環境にあるそうです。
 しかし、より良い地域をつくるため、良いコミュニティをつくるため、地域の課題をとりあげる新聞は欠くことはできないとの思いです。
 篠山市民は、新聞の一面を読まなくても「地域版」を読む人が沢山いるのです。
 だから、良いところなのです。

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▲私の左が高梨さん、その左が大国さんと長沼さん

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篠山で農業、この幸せ(市長日記)

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 本格的に専業農家として頑張っていこうと、農業経営基盤強化促進法に基づく認定農業者を目指された呉田まどかさんに、「農業経営改善計画認定書」を交付しました。
 市内でこれで48人目です。

 呉田さんは大阪に住まわれ、専業主婦のかたわら、家庭菜園に取り組まれていましたが、自然豊かな土地で子育てをしたいと思われ、丹波地域がいちばんと、11年前に丹波市に移住されました。

 そして、篠山市の高倉で農業を営まれ、夫の哲一さんとお二人で、ベビーリーフ等の葉物野菜の水耕栽培と、お米、栗なども栽培されています。
 呉田さんは、「認定農業者になれて嬉しい。これから、もっと若い世代に農業を伝えていきたい」と語られ、私からは大山の名産の大山スイカはどうですか、と提案しました。

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篠山春日能(市長日記)

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 先日、春日神社の能舞台で、「第45回篠山春日能」が開催されました。
 春雨の降る中の開催となりましたが、約400名の方が能と狂言が織り成す幽玄の世界を堪能されました。
 文化薫る篠山市には、今もお能が息づき、全国からファンがかけつけてくださいます。

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