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Channel: 市長日記
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ボートに歓声(市長日記)

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お堀にボートが浮かびました。
初日(3月28日土曜日)は、桜はまだまだでしたが、33組70人の方がボートに乗られ、子ども達の歓声が響きました。
今日(3月31日火曜)現在、桜のつぼみがほころびはじめ、開花まであともう少しです。
是非、お友達同士で、子どもさんやお孫さんと、彼氏彼女と、新しい彼氏彼女でなくても家におられる少し古い彼氏彼女と、どうかみんなでお楽しみください。
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篠山市内の桜の開花を宣言(市長日記)

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    4月1日(火曜日)午前9時30分、開花基準木に一定の開花が確認できましたので、ささやま桜協会とともに篠山市内での桜の開花を宣言します。
篠山市では、市内における桜の開花の目安として、ささやま桜協会(石井勝会長)が篠山城跡登り口に開花基準木(ソメイヨシノ)を設けています。
昨年の開花宣言日は4月2日でした。
篠山城跡では、4月4日、5日に青山神社の祭礼。4月11日、12日に丹波篠山さくらまつりが開催されます。

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新しく444人体制(市長日記)

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3月31日、17人の職員が退職しました。
特に前田保健福祉部長、小山教育部長、澤市民生活部長の3人は、42年の長きにわたり務めました。
福祉の分野で右に出る者はない位、よく勉強して、市内外でご活躍した人、幅広くいろんな分野で市民生活のため活躍した人、篠山市ならではの施策やスポーツを広げた人、篠山市の将来を担う子どもたちを育てた人などそれぞれご活躍されました。
また、仕事を離れても、野球や柔道の指導者として活躍してきた人、お昼休みに市役所周辺のゴミ清掃をした人、「篠山の黄門さま」として、成人式、敬老会などで「くわっ、くわっ、くわっ」と盛り上げた人など地域に根ざした市職員のお手本でもありました。
心から感謝申しあげ、第二の人生のご健勝、ご多幸をお祈りいたします。
なお、退職者は次のとおりです。

澤 輝義(市民生活部長)
前田 公幸(保健福祉部長)
小山 辰彦(教育部長)
畑 実(上下水道部下水道課あさぎり苑係長)
新家 弘文(消防本部消防署副署長)
向井 宏之(市民生活部公民館副課長)
山内 泰三(消防本部消防署副課長)
澤 順子(教育委員会今田保育園園長)
坂本 武志(農業委員会事務局局長代理)
山本 寿幸(市民生活部市民衛生課参事)
北山 博章(農都創造部農都整備課課長)
西垣 新一(上下水道部上水道課課長)
宮脇 典行(市民生活部人権推進課課長)
酒井 浩樹(総務部課税課課長)
松岡 博洋(市民生活部公民館課長補佐)
岡村 徳子(教育委員会今田保育園保育士)
萩原 杏南(会計課主事) 

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▲ 小山部長 最後の「くわっ、くわっ、くわっ」

そして、昨日(4月1日)は、13人の新入職員をお迎えしました。
これで444人と少人数となりますが、明るく元気に心ひとつに、市民の皆さんのために取り組んでいきます。 

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▲ 元気いっぱい「頑張るぞー!」

サル対策の専門家 鈴木克哉先生が篠山市へ(市長日記)

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この3月まで兵庫県立大学講師で兵庫県森林動物研究センター研究員をされていた鈴木克哉先生に、篠山市獣害に強い集落づくり支援員としてお勤め頂くことになりました。
 鈴木さんは、日本ザルの被害対策を長年研究されている専門家で、篠山の農作物へのサル被害の軽減に向けた取組に平成20年から関わって頂いていました。
 「サル監視員」、「サル用電気柵」「サル追い犬」「煙火を使った追い払い」など本市が進めて来ましたサル被害の軽減に向けた施策の多くは、鈴木さんの指導のもと導入してきました。
 鈴木さんは、サルを害獣として敵視するだけではなく、サルも豊かな自然の一部と認め、人間とサルの群れの間にほど良い距離間を保ち、如何にして農作物被害を軽減するかが大切であると考えておられます。
 もちろん、増えすぎた群れは適正数に減らしたり、家に立ち入ったり、人に威嚇するような有害個体は、駆除するという考え方もお持ちです。
 これからは、市の嘱託職員として集落での追い払い指導や電気柵の適正管理、サル出没集落間の連携体制の構築などを担って頂くことになっています。
 担当の市役所職員も頑張ってくれていますが、専門家の鈴木さんが来て頂いたことで、全国に誇れるサル被害対策、そして長い目で見て野生生物との共生する先進市になれると大いに期待しています。
 

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東日本大震災災害復興の業務報告(市長日記)

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篠山市職員で、宮城県南三陸町へ派遣していた山本一也君が任務を終えて帰ってきました。その報告をしてくれました。以下のとおりです。

南三陸町では、「生業の場所はさまざまであっても住まいは高台に」と、津波被災者に高いところへ移り住んでもらえるように、山を削って高いところに住宅団地を整備されています。この住宅団地となる土地を譲っていただくための業務に従事してきました。
土地を譲っていただくためには相続人を捜索する作業もありますが、篠山市役所で担当した戸籍分野の経験を活かすことが出来ました。

また、小さな漁村ごとの高台移転先の宅地は完成してましたので、津波被災者へ土地をお譲りする仕事も担当してきました。
土地をお譲りした方の中には、「震災から4年、これから家が建ち、避難所・仮設住宅からしか小学校へ通ったことのない娘も、何とか1年だけでも我が家から通わすことが出来そう。」と、喜んでいただいていたことを思い出します。

しかし、大きな住宅団地の完成はまだ3年ほどかかる現状でので大半の方は仮設住宅や町外にお住まいです。また、道路や、河川、漁港の施設は被災を受けたままの仮復旧の状態が続いています。
まだまだ、復興への道のりは長いようですので、1年間派遣職員として関わらせていただいた縁もあり、南三陸町、宮城県、東北には遠く篠山市から関わっていきたいと思います。
また、今回の派遣を通じて、南三陸町で勤めたことや全国各地の自治体から駆けつけていた方とも繋がれたことは大きな財産となりましたので、今後の篠山市での業務に何らかの形で活かせていけたらと思います。

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地域のシンボル八上小学校を後世へ(市長日記)

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この度、篠山市立八上小学校の木造校舎が、兵庫県の景観の形成等に関する条例(景観条例)に基づく、景観形成重要建造物に指定されました。
この八上小学校は、温かみのある木目の壁に、薄ピンク色の窓枠。昭和の面影が残る木造校舎です。
 今回の指定は、篠山市内では篠山市大山上の西尾家住宅、篠山市日置の中立舎(ちゅうりゅうしゃ)に次ぐ3番目であり、学校施設としては初めてで、歴史的・文化的価値があると高く評価頂いたことは、篠山市として大変喜ばしいことだと思っています。
 自分の出身校ではなくとも、どこか懐かしさを感じ、幼少の頃の思い出がよみがえってくるような、親しみのある校舎。校舎内の二階へと続く階段は、長年の子どもたちの上り下りによって角が丸くなり、よりいっそう温かみが増しています。八上小学校は今でも子どもたちの学やとして、地域の皆様に見守られながら現役を続けています。
 つい先日、篠山小学校が木造での耐震改修を終えたところです。
 今、姫路城が平成の大修理を終え、白壁の新たな表情を見せたことが話題になっていますが、文化の薫り高い篠山市ですから、多く残る伝統的な建造物をこれからも大切にして行きたいと考えています。

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こども発達支援センター開所式(市長日記)

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 発達に課題のある子どもやその保護者の子育てへの支援を行う『こども発達支援センター』を4月1日に平成25年に閉校した旧畑小学校1階に開設し、開所式を行いました。
旧畑小学校は、平成25年に畑小学校と城北小学校の統廃合によって閉校となりました。
市においては、早期に子どもの発達支援拠点施設の拡充整備を実現することが望ましいことから、「篠山市こども発達支援センター」の整備について地元の跡地活用検討委員会にお願いし、熱心に検討いただいき、市の重要施策として本日の開所まで進めてきたものです。
運営については、社会福祉法人わかたけ福祉会が担っていただきます。これまで児童発達支援事業「わかば」を運営されたり、篠山市障害者総合支援センタースマイルささやまの運営もしていただいています。
発達に支援を必要とするこどもたちの生きる力をはぐくみ、その家族とともに安心して豊かな地域生活を送れるよう、関係機関と連携して支援していきます。

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小西県会議員三選(市長日記)

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県会議員の篠山市選挙区で小西先生が無投票で三選されました。
「力強いふるさとづくり」をスローガンに活躍中です。
新しい県議会のリーダーとして、そして魅力ある篠山市づくり、これを生かしての地方創生に共に取り組みたいと思います。


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▲ 谷先生と共にスクラム

 


内藤さんにお越しいただきました(市長日記)

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篠山市東新町のご出身で、現在は愛知県豊橋市にご在住の内藤正啓(ないとうまさひろ)さん(69歳)にご来庁いただきました。
お仕事は、結婚式やお葬式の際の音響設備の製造販売の会社を営んでおられます。
内藤さんには、今年の2月に「丹波篠山ふるさと応援寄付金」として100万円のご寄付をいただいております。昨年にも、100万円いただき合計で200万円となりました。
 内藤さんは、鳳鳴高校を卒業された後は市外でご活躍されていますが、「心は全部篠山にあります。」とお話しされており、本当に篠山が大好きな方です。今回も、篠山への感謝の想いからご寄付をいただきました。数年前から、秋の春日神社の祭礼の際には篠山へ帰ってこられ、神輿を担がれているそうです。帰ってこられると、やはり篠山は活気のある町だと感じられているようです。
 また、内藤さんのお孫さんはご兄弟でプロのキックボクシング選手でご活躍をされており、内藤大樹さんは、平成23年のアマチュアシュートボクシング55kg級で優勝され、チャンピオンベルトを持っておられるのです!
内藤さん、本当にありがとうございました。

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「丹波篠山さくらまつり」です(市長日記)

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桜が満開になってから、寒かったり、雨の日が多く、なかなかお花見日和になりません。
今日も一日、雨です・・・
いよいよ、明日11日・明後日12日と「さくらまつり」です。
篠山城跡周辺と王地山公園を中心に、美しく咲き誇るソメイヨシノを是非お楽しみ下さい。
中心となる篠山城跡三の丸広場では「丹波焼陶器市」が開催されますし、篠山の素材を生かした「お花見巻き寿司弁当」「お花見創作弁当」「和洋菓子」もあります。
その他、次のとおり盛り沢山です。

 

(1)篠山春日能
11日(土)午後1時から、春日神社にて桜舞う中で、幽玄の世界をお楽しみ下さい。

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(2)篠山よさこいまつり2015
12日(日)午後10時30分から、三の丸広場、多目的グラウンド、大書院二の丸広場、ザ・ビッグ篠山店にて、楽しい歌と踊り、ステージイベントも沢山です。

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(3)丹波篠山盆桜展
9日(木)~13日(月)午前9時から、大手前展示館にて、30数種類の桜だけの盆栽展。

(4)王地山まけきらい稲荷と妻入商家の春のれん

(5)市長室からお花見を
今年は雨続きで昨年よりは少ないものの、昨日までで649人もの方にお越しいただいています。
土・日も開けています。午前8時30分~午後5時15分まで。

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(6)お堀のボート
天気の良い日は大変人気です!

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福田病院長ご退任に心から感謝(市長日記)

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  兵庫医科大学ささやま医療センターの病院長としてご活躍を頂いた福田能啓先生が、定年により、兵庫医科大学をご退任されました。
  平成20年7月、篠山市民の大きな願いを受け、兵庫医科大篠山病院の存続が決まりましたが、福田先生は、平成20年11月から6年間にわたり、ささやま医療センターの病院長として務められました。
 病院長に就任されるとすぐに新病院の建設に取り組まれ、平成22年の開院後は、市民が安心し信頼して受診できる中核病院として、診療科目の充実、医師や看護師の人材確保、救急医療の充実などに中心的な役割を担っていただきました。
 そのおかげで、今や、ささやま医療センターは、篠山市、篠山市民にとってなくてはならない病院となっています。
 さらに、ピロリ菌研究や除菌治療の権威である福田先生は、平成22年から、市内の児童を対象にピロリ菌調査を進められ、検査から除菌治療までの体制の整備と市民への啓発にも取り組んでいただきました。これは全国トップレベルの取り組みです。

 福田先生に市民あげて感謝申しあげたいと思います。
その気持ちを込めて、市民がビデオを作成され、4月11日(土)、神戸のホテルオークラで行われた、福田先生の退任記念祝賀会で映されました。
 新家理事長をはじめ、多くの兵庫医大の関係の皆さまにご覧頂き、市民の気持ちが十分伝わったと思います。
本当にありがとうございました。

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ふるさとを担う教育(市長日記)

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  市内の小学校、中学校、高校の入学式がありました。
 新入生の人数は、
    小学校17校で339人(篠山養護学校を含む)
        中学校5校で369人、
    高校は、篠山鳳鳴149人、うち市内134人
    篠山産業199人、うち市内100人
    篠山東雲40人、うち市内27人
というものです。
  ちなみに、私が小学校に入学した昭和36年は、入学生が864人いました。
  これまでは、高校を卒業して、都会へ出て行く人がいても何とか、地域や集落に守られてきました。
  しかし、子どもの数そのものが減っていますので、その少ない子どもが外へ出ていったのでは、地域はもちません。何のための教育なのか、それはその地域を担う人材を育成するためのはずです。
  一昔前の「勉強して、都会ををめざす」ことから「勉強してふるさと篠山に根ざす」のです。
  篠山市は世界の魅力あるまちの仲間入りを目指しているのです。 篠山に根ざすこと=世界にはばたくこととなるのです。

 

味間小学校

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今田中学校

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篠山鳳鳴高校

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新しいキャッチフレーズの選考(市長日記)

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  篠山市では、豊かな特産物、歴史、自然や文化、景観を活かし、「日本の原風景」、「日本のふるさと」として、国内はもちろん、海外へも広くPRするため、“丹波篠山”をイメージした「行ってみたい」と思っていただける“観光キャッチフレーズ”を募集しました。
  海外からの1名を含め、全都道府県からの応募があり、応募総数は応募者507人で募作品は888点でした。
市職員に加え、商工会観光協会が全応募作品の中から、それぞれ優れている作品を抽出し、次のとおりとなりました。

◇優秀賞
○「篠山は あふれる旬感 ときめく旅情」                                      岩手県 熊谷 幸平
○「初めて行ってもなつかしい何度行ってもあたたかい」                       茨城県 三浦 亜希子
○「あなただけのふるさとに出逢えるまち~丹波篠山~」                        奈良県 榎田 伸也
○「ハッと発見 ホッとやすらぎ やっぱりいいなぁ 丹波篠山」                      北海道 植田 尚宏
○「あえてよかった、世界のみなさんこんにちは」                                兵庫県 小林 由佳
○「大地の恵み歴史と文化の玉手箱デカンショ祭の丹波篠山」                東京都 大井田 雄策
○「きっとある、ここにある、心のふるさと、丹波篠山」                              兵庫県 山下 未記
○「よいに~ 日本のべっぴんさん 丹波篠山」                                    兵庫県    匿名

◆特別賞
●「丹波の宝石 篠山へようこそ」                              帝塚山大学法学部教授 中川幾郎
●「ほんまええねん 丹波篠山」                                         株式会社ドリームアウェイ

  これら10作品を参考に、引き続きキャッチフレーズの策定に取り組みます。文化庁の「日本遺産」に『丹波篠山 デカンショ節~民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶~』として登録を目指すことから、これもふまえ、検討します。

お花見市長室終わる(市長日記)

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3月28日からのお花見市長室が、今日で終わりました。
4月1日の桜の開花以降、寒かったり、雨が降る日が多かったのですが、それでものべ1000人を超える皆さんにお越しをいただきました。
来年は、庁舎の国旗のポールを一時的に撤去して、更に見晴らしを良くする予定です。
ありがとうございました。
お堀のボートは、5月24日までの予定で、人気ですので、また、秋にも行います。 

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産業廃棄物中間処理施設の検討会(市長日記)

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1 篠山市小多田、野中地区に京都市の株式会社南興業が産業廃棄物の中間処理施設を計画され、既に、そのプラント施設が小多田地区への説明がないままに建設されています。

中間処分場などで処理された土砂などを受け入れ、洗浄処理した後に「洗い砂」として再利用できるようにするという施設です。

これに、小多田地区から、強い反対の声があがり、事業者と地域の間だけでは調整ができませんでしたので、昨年12月から、篠山市において検討会を設け、協議しています。

市長を委員長に、市職員、地元自治会、産業廃棄物に詳しい大学教授など専門家を委員に、そして兵庫県、事業者の参加もしていただいています。

地域からは、汚水排水、特に農地の汚染、粉塵、健康被害、景観などの不安の声があがっています。

 

2 この施設については、産業廃棄物処理法上、兵庫県が許可権限を有しており、この許可はまだ出されていませんが、兵庫県において工事の着工を認めたというものです。

しかし、兵庫県は、このような施設の設置にあたり、地域との紛争を予防するため「紛争予防条例」をつくっており、地元への説明を義務づけたり、最終的に市長の意見を聞いて、調整、指導をすることとなっていますが、市長の意見を聞いてもおられず、この条例を守っておられないのは、誠に遺憾です。

 

3 4月18日に5回目の検討会に開き、特に課題となっている汚水、雨水排水について、できるだけ排出しない方策について検討、協議しました。

これまでは、本音をぶつけあうよい検討会であったと思いますが、かなり混乱しました。

地元小多田の委員が、一時退席されたり、事業者もいつまで検討会をするのだと言われたり、また、傍聴席からは、施設建設の反対の意見に対し、これを侮べつする発言を続ける方があり、残念な限りです。

 

4 やっぱり、地元への説明がないまま着工されたことから、やり得のように地元は受け取られ、事業者は事業者で、この施設は心配ない社会的に役立つ施設と考えておられ、なかなか到達点が見いだせず、大変困っているのです。

 

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▲平成27年1月12日の第2回検討会での現地見学のようす


産業廃棄物中間処理施設の検討会(その2)(市長日記)

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1.この施設の問題点は、大きく(1)汚水排水 (2)粉塵 (3)景観 にあります。
 事業者は、(1)そもそも有害物質は受け入れないし、処理水は排出しない。雨水についても、敷地を清掃したりできるだけ流出させない。(2)粉塵については、絶えず放水し、ベルトコンベアの左右、上下にカバーを設置し、流出させない。(3)篠山市の景観計画と指導を遵守する。
というものです。
 これについて、篠山市から特に(1)について更に万全を期されるようお願いしているところです。

 

2.設置にあたって必要となる手続きとしては、(1)兵庫県の産業廃棄物処理法の許可 (2)篠山市のまちづくり条例にもとづく開発許可があります。
 (2)のまちづくり条例では、開発については市民説明会の開催や地域の合意を必要として、質の高い開発を誘導し、より良い篠山市をつくろうとしているものです。

 

3.産業廃棄物施設と言えば、汚い有害なもののように受け取られ、一方、リサイクル施設と言えば、環境に適合した良いもののように受け取られます。
 地域やわずか100mも離れていない隣接地所有者への説明をしないまま、着工されたことが、問題をより難しくしてしまいました。

 

小布施(おぶせ)に行ってきました(市長日記)

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 長野県上高井郡小布施町は「栗とまち」として知られています。と言っても、恥ずかしながら私は知らなかったもので、選挙の前の語る会の時に、市民の方から、一度見に行ったらと言われ、行ってきました。
 自然や景観を大切にされ、「花」によるおもてなしのまちづくりもすすめ、美しいまちです。
 昔は「客が来ない眠った町」だったのが、古い町なみを取り戻す景観づくりに、町あげて取り組み、今では年間120万人が訪れるとのことです。
 栗の様々なお菓子や料理のお店が並んで、多くの観光客でにぎわっていました。

 足をのばして長野県下高井郡山ノ内町の野猿公園に行きました。猿が温泉に入る有名なところです。なんと、外国から多くの観光客でにぎわっているのです。長野電鉄の特急の名前も「スノーモンキー」です。

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速報!祝!!篠山市が日本遺産に認定されました。(市長日記)

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 文化庁が優れた地域の歴史的魅力や特色などを認定する「日本遺産」の制度を新設され、篠山市が「丹波篠山 デカンショ節一民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」として認定されました。
 全国で18件が選ばれ、市町が単独で認定されたのはうち8市町のみで、大きな誇りであり喜びです。
 デカンショに歌われている、人々の暮らし、まちなみ、自然や文化が、今も息づくまちだということです。
 「地元の人々はこぞってこれを愛唱し、民謡の世界そのままにふるさとの景色を守り伝え、地域の愛着を育んできた。今も300番にも上るデカンショ節を通じ、丹波篠山のまちなみや伝統をそこかしこで体験できる世界が展開している。」と大変高く評価されました。
 先人先輩の皆さんが、デカンショとともに、まちなみ、自然と文化、そして農の営みを大切に育み、守ってこられたおかげです。
 私は、日本遺産のまちとして、誇り高く、市民あげて魅力あるまちづくりをすすめたいと考えます。
 又、訪れた方にデカンショ節やそれが篠山市の中でどのように息づいているのか、わかってもらえるように早急にしなければなりません。
 全国に世界に発信です!
 まさに「世界の皆さん、こんにちは」なのです!!

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日本遺産のまちとして、さあこれからです!(市長日記)

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1.日本遺産に選定されたことが、大きなニュースとなって、市民の喜びと祝福の声が広がっています。ホントに戦後一番の歴史的快挙です!
 このニュースは神戸新聞の朝刊一面トップに、また丹波新聞では号外も出ました。

 

2.ちなみに、篠山市から文化庁に提出した「デカンショ節からのメッセージ」は次のとおりでした。

 「デカンショ節を歌うとき、人々は、先人がいかに地域の文化遺産や産物を大切に、そして誇りにしていたかを知る。文久元年(1861)建立の能舞台、そこで行われる元朝能、そして城を囲む武家町と商家町など守り抜き残された景観が、その思いを伝えている。また、昭和56年(1981)、城下町地区にある明治24年(1891)建築の地方裁判所が、都市計画道路上にあることから壊されようとした時、地域の人々の懸命の努力により、曳家工法で方向転換し建物を残したことは、何を大切にすべきかを示すエピソードとして語られている。
 農村の暮らしの中で、デカンショ節に縁深いもの丹波杜氏がある。「灘の名酒は どなたがつくる おらが自慢の 丹波杜氏♪」は、灘五郷の酒を天下に高く知らしめた丹波杜氏が、地域の人々の誇りとなっていることを示している。また、作陶の様子がユーモアを交えて歌われている丹波焼は、多くの窯元は半農半陶と言われるスタイルで陶器を作っていたことで、大規模化することなく、のどかな窯業集落の景観と作陶の技を伝えている。デカンショ節は、こうした暮らしを明るく歌に刻むことで、丹波篠山の人々を鼓舞し応援し続けてきたのであろう。
 デカンショ節には、人々の喜怒哀楽や心意気、希望、誇りと共に、地域の文化遺産や産物が歌に織りなされてきた。歌われるたび、歌の中の風景が、地域の人々の共通の風景となり心を繋いでいく。そして、デカンショ節は、歌の世界そのままに残る多種多様な文化遺産や産物、かけがえのない風景を後世につたえることの大切さを人々に語りかけている。」

 

3.構成する文化財としてあげていたのは、次のものです。
・デカンショ節
・篠山城跡(北新町)
・篠山城下町地区
・小田垣商店(立町)
・鳳鳴酒造(呉服町)
・旧安間(あんま)家住宅(西新町)
・青山歴史村(北新町)
・王地山稲荷社本院(河原町)
・八上城跡(殿町)
・福住伝統的建造物群保存地区
・西尾家住宅(大山上)
・丹波立杭窯、作窯技法、丹波立杭登り窯(今田町)
・古丹波コレクション
・丹波杜氏、酒造技術
・丸山集落(丸山)

 

4.さて、大変なのはこれからです。
 今回の認定をさらに魅力あるまちづくりに、そして篠山市の活性化に、子どもたちの誇りそして定着に結びつけるのです。
 日本遺産のまちとして、人々に感動を与えるまちであるよう、その責任も大きいとあらためて強く思っています。
 とり急ぎ、5月1日からの市役所など、市内各所に喜びの横断幕をかかげます。そして市民あげての推進協議会を立ち上げ、これからのまちづくり、市民活動、観光などに取り組みます。

 

5.一番に祝いの電話を頂いたのは、兵庫医大の新家理事長さんでした。
 又、今日は元篠山町長の新家茂夫さんに報告してきました。篠山町時代、「ふるさと日本一丹波篠山」をかかげ、まちなみ、文化、自然、農業などを大切にされ、礎(いしずえ)を築かれました。

大きな反響(市長日記)

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 篠山市日本遺産認定の発表を受け、日本全国各地から多くの反響を頂きました。
 発表当日に投稿しました市長日記『速報!祝!!篠山市が日本遺産に認定されました。』もこれまでで一番多いアクセス数でした。
 私の篠山市Facebookのアクセス数は17,216件と、普段の約5倍もの数にまでのぼり、大変驚いております。
 Facebookからのコメントだけではなく、お電話や電報などで各地から喜びと祝福のお言葉を頂き、とてもありがたく、嬉しく思っています。
 そういった祝福のお声は篠山市在住の方たちだけでなく、篠山市出身で市外にお住まいの方たちからも頂いており、皆さん自分の故郷が日本遺産という全国規模の大きな認定を受けたことに誇りを持ち、また篠山を愛していただいているのだと感じています。

 今後も丹波篠山が魅力あるまちとして、世界にPRしていこうと思います。

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