篠山鳳鳴高校のPTA会報「育鳳」に、私のコラムを載せていただきました。
以下に紹介します。
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幸せな高校時代
校歌を歌うと高校時代に戻れるようで嬉しいのです。
いろんな思い出があります。高一の時、臨海学校で大遠泳に挑戦しました。顔をつけて泳ぐと楽だろうと水中メガネをしたのですが、途中から水が入って、泳がないかんし、水を出さないかんし大変でした。高二の夏休み、クラスで市島町の山の中のお寺にキャンプに行きました。マドンナも参加するので、男子はこぞって参加しました。私は部活の合宿のため、翌朝一人で山を降りましたが、近道と教えられた道に迷い大変でした。
部活はテニスで、一生懸命でした。授業が終わると走って部室に行き、午後3時30分にはネットやライン引きなどの整備を整えなければなりません。休みも無く厳しかったのですが、そのおかげで、県大会では第一シードの市尼崎のペアを破るという、生涯でいちばんの快挙です。
同級生は、いろんな分野でそれぞれ活躍しています。音楽家や講談師もいます。シューベルティアーデの畑儀文さんは、よく赤点をとっていましたが、彼のいたクラスがいつも合唱コンクールで優勝でした。
鳳鳴高生は、卒業後も伸びる人が多いのです。それは受験勉強だけでなく、いろんな友達と出会ったり、丹波篠山の恵まれた環境に育つからです。
今、時代は確実に「篠山の時代」を迎えようとしています。私達の頃のように、よく勉強して都会をめざすのではありません。篠山にこそ幸せがあり、篠山で活躍することが世界に通じるのです。
鳳鳴高生の皆さんには、この幸せ多き篠山市をいろんな形で担い起ってください。