日本遺産事業の目玉事業のひとつであるARを使った観光案内(ナビ)ができました。
市内50箇所に設置された観光案内板にスマートフォンをかざすと、紹介ビデオが流れます(日本語と英語でテロップが入ります)。
ソフトには6カ国語に対応した説明やそこまでの経路など案内情報を見られます。篠山の市章にスマートフォンを向けるとデカンショ節が流れ名刺や机上でデカンショ節を踊ります。
これらは丹波篠山デカンショ館での展示とつながっており、館内で流れる映像の多言語説明であったり、デカンショ体験コーナーでは一緒にデカンショ踊りをしてカメラに収められます。
今回の丹波篠山ナビの売りは、写真、動画、説明文、多言語などすべてのコンテンツを市の職員と市民の協力で作り上げたことです。映像の作成では公募し、市内の若者が編集を担い、翻訳では市内在住の外国人や大学の先生にも協力を得て、6カ国語としました。また、もちろんデカンショ踊りは保存会の皆さんによるものです。
観光案内の映像は、単なる箇所説明でなく、ドローンを使った空撮映像とアーカイブになった歴史的映像の数々と見どころいっぱいの内容になっています。
「世界の皆さんこんにちは」を具体化させたものになっているという市民の声もいただきました。
これを使って(使うために)篠山に行ってみたいという声もあるようです。
アプリはアンドロイド版とiPhone版のいずれにも対応しており、「丹波篠山」で検索してもらうとインストール画面に行きます。
デカンショ踊りの動画を組み入れたためサイズが大きくなっており、無線環境でインストールして下さい。
▲メニューの画面
▲歴史美術館前に設置された看板
▲観光ポイント一覧
▲現在地点から観光ポイントまでの経路を表示
▲市役所前のデカンショ像で記念撮影
▲デカンショ館体験コーナーで
▲名刺の上でも