1、県内の首長(市長、町長)や議員の所得が公開され、今日の新聞に載っています。
私の所得は「6年連続で県内最少」と報じていただきました。
これは、篠山再生計画を進めている中で、給与3割、退職金5割の削減を続けているからで、私としては厳しいけれども誇り高いことと受けとめるしかありません。
市議会は平成24年から一部復元され、又この4月からは職員、副市長などについて一部復元をしたところですが、やはり市長は篠山再生のなかですので、復元すべきでないと考えました。
2、このように首長や議員が所得や資産を公開しなければならないのは、その地位を利用して不正に利益を得ないようにとのことからです。
しかし、そもそも私には不思議なことに、誰も何も持って来てくれないのです。
3、ある事業者の方が、「あんたが市長になって、良い話を聞いてくれず良いことがない」と言われたことがありますが、これは私への最大の褒め言葉なのです。
首長や議員には、入札や開発をめぐり、便宜を図るというか、良いように進めてほしいという、いろんな筋からの依頼があることがあります。
かつては、入札での指名、公営住宅の入居、職員採用などの議員の口ききが大きな問題になったことがありました。
私は、首長として(議員として)の活動は「すべての市民に胸を張って言えることでなければならない」と考えています。
それは、多くの有権者から選んでいただいているからです。
4、所得はともかく、仕事は県下でいちばん「最高」を目指しています。