篠山市泉と日置の間の泉橋の架け替え工事が完了し渡り初めが行われました。
県の工事で約4億円。2年9か月間通行止めとなっていましたが、待望の完成です。
地域の皆さんも、式典を開いたり3世代の渡り初めなど、お祝いをして頂き、兵庫県の関係者もそのあたたかい地域性に喜んでおられました。
実は、この泉橋には私も強い思い入れがあります。今から約10年前、私は県議を努めていましたが、当時、篠山東中学校の子ども達が発表したいちばんの通学路の課題がこの橋でした。
車がなんとかすれ違うのが精一杯で、その脇を自転車や歩行者が通り、大変危険だったのです。
私は、県に対し側道橋などの提案をしましたが前に進まず、そこで交通量調査をすることになりました。私がいつするのですかと尋ねると「それは言えません」と言われ、そこで私は地域の方に、近く調査があるが、その数字が決め手になるとお話しました。
調査の日、調査されていることが、すぐ地域に広がり、みんなで通られ、東中学校の生徒もクラブで走って通られ、私も犬を連れて散歩のふりして通ったのでした。
すると、びっくりするような数字が出て、逆にこれはおかしいとボツになってしまいました。
その後、今の小西県議に引継がれ、耐震という問題も生じたため、架け替えに着手されていたものです。
これで城東をひとつにつなぐ橋が完了しました。