篠山市古市の宗玄寺は、赤穂義士のひとり不破数右衛門正種ゆかりの寺で、毎年討ち入りの日の12月14日(日曜)に宗玄寺周辺で「古市義士祭」が開催されます。
今年の12月14日(日曜)は、時折、雪の舞う寒い一日でしたが、子ども義士行列では、カメラを構えた多くのキャラリーとともに、子どもたちが小一時間ほど地域を練り歩きました。
小さな義士さんはとてもかわいらしかったですが、勝ちどきをあげる姿は凛々しく、頼もしく感じました。
今年はまるいののために実行委員会のお母さんたちが法被を作ってくれました。子どもたちとおそろいの法被にまるいのも大はしゃぎで歩いていました。
お祭りでは地域の方々が「討ち入りそば」のふるまいやもちつきなどで来場者をもてなされます。お祭りの準備をする若いお父さんが「自分も討ち入りそばを食べて義士行列を歩きました。古市の子はみんなこのそばを食べて大きくなるんです。」と言われました。
凛々しく勝ちどきをあげていた子どもたちが、祭りを引き継いでいってくれることを願っています。