篠山市サギソウ保存会が地域環境保全功労者として環境大臣表彰を受賞され、谷口次男会長と檜皮悦司理事が受賞の報告に来てくださいました。
サギソウは旧今田町の町花で、かつてはたくさん咲いていたそうですが、現在は県のレッドデータブックでBランクに指定されている絶滅危惧種です。
サギソウ保存会は平成4年に今田町サギソウ保存会として設立され、環境の変化に弱いサギソウを守るため、雑草とりや乱獲防止、東雲高校と連携し種子からの増殖に取り組まれていることなどの功績が称えられました。
また、今田小学校では「サギソウ保存大作戦」として、児童による球根栽培や自生地での観察会も行っています。
谷口会長は「今回の受賞で、保存会の活動やサギソウなどの湿地生物の保護への関心が高まればうれしい」と話しておられました。
篠山市では、身近な自然や生き物を大切にしてまちづくり、環境保全をすすめていますので、これからも、そのリーダーとして活躍をお願いします。
▲サギソウ保存会 (右から)谷口会長と檜皮さん