篠山市の若手・中堅職員を中心として、所属部署にとらわれない横断的なメンバーによって組織された4つのプロジェクトについての最終報告会が平成26年3月19日に開催されました。
4つのプロジェクトの報告内容は以下のとおりです。
平成26年度は既存のプロジェクトのほかに、「外国人観光客誘致プロジェクト」、「大芋地区活性化プロジェクト」が組織される予定であり、今後も調査・研究を進めていきます。
【企業の元気なふるさとづくりプロジェクト】
企業の社会貢献活動(CSR活動)の一環として、農山村地域での手伝い等に興味を示す企業が増えているため、本市においてもそういった活動を拡大させて地域の活性化につなげるために、農山村地域の活性化を図る対象を企業にしぼって議論を行ってきましたが、農作業の手伝いや里山の保全活動に関心を持つ都市住民のネットワークを活用した取組も必要であるとの結論に至りました。
来年度もプロジェクトを継続し、企業や都市住民と地域を結びつける市の役割や方法について検討します。
【お堀にハスの花を復活させようプロジェクト】
ハスについては、ミシシッピアカミミガメがハスの茎を食すことでハスの生長が阻害され、消滅につながったのではと考えられるので、ミシシッピアカミミガメの集中捕獲を提案します。また、ミシシッピアカミミガメから隔離するため保護枠を設置してハスの育成をすることで、お堀にハスが復活すると考えます。
お堀にボートを浮かべることは、例えば小田原での例もあり、篠山城の石垣整備によって生じたお城と市民との距離を近づけるための一つの方法です。また、北堀水面から眺められる篠山城や四季は、新たな篠山の魅力創出にもつながるとの提案されました。
【まるいのガールフレンドプロジェクト】
まるいののガールフレンド選考結果について、篠山らしい題材を用いて市内小学生等に募集した結果、『まめりん』という黒豆をモチーフにしたキャラクターが誕生しました。
それ以外にも優秀賞5点を選考し、まるいののお友達の活用策の検討・提案について平成26年5月号から市の広報誌に4コマ漫画として連載が決定しています。
また、まるいのの管理運営業務を委託することについてはメリット・デメリットを検討した結果、平成26年度は観光プロモーション促進専門員を雇用し、まるいのの管理運営業務を整理し、平成27年度から「(仮称)まるいの応援隊」を事業の受け皿として市直営で運営することを提案されました。
【こどもの広場事業プロジェクト】
プロジェクトとして調査検討した結果、城東多目的広場を芝生化して『まるいのの丘公園』を設置してはどうかと提案がありました。
しかし、市内全域に、手近に遊べる公園がどこにあるのか、どのように手を入れたらもっと良い場所になるのか、検討を続けます。