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第5回小さいとこサミットin篠山が開催されました!(市長日記)

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 3月17日(月曜日)に、篠山チルドレンズミュージアムにおいて「第5回 小さいとこサミットin篠山」が開催され、北海道から九州と、全国各地から100名を超える参加者にお越し頂きました。

 自然系や人文系など様々な分野を対象としたミュージアムが各地にあって日々活動をされていますが、職員が数名という小規模な施設も多く、1つの施設だけでは十分に力が発揮できないのが現状です。

 そこで、「小規模ミュージアム=小さいとこ」に関わっている人や応援したい人が集まって「小さいとこ」の魅力を発信し、交流や情報交換、支援など小さいからこそみんなで集まって協力しようというものが、このサミットの趣旨です。

 今回は午前午後とプログラムが分かれており、午前の部はエクスカーション(現地見学会)と、ちるみゅーワークショップ体験を実施されました。

 ワークショップでは、元ちるみゅースタッフの布施美恵子さんが隣接している山から採ってきた草や葉っぱ、木の実を使った「しぜんの万華鏡づくり」をレクチャーされ、参加者は子どものようなキラキラした笑顔で楽しく万華鏡づくりをされていました。

 今回のサミットテーマは「小さいな町の(存在感の)大きな博物館」ということで、「地方に博物館ができることで町はこう変わる!」という事例として、ちるみゅーの垣内館長、指定管理者であるDreamaway(ドリームアウェイ)の吉田代表を含むちるみゅースタッフが「篠山チルドレンズミュージアムが篠山にもたらしたもの」と題してパネルディスカッションをされました。

 その中で吉田代表は、「一人では何もできないけど、皆で力を合せればいろんなことが実現できる。ちるみゅーでやってみたいイベントがたくさんあり、10年先くらいまで、地域の方と一緒になってこの地域を盛り上げる計画を考えている」と話されており、大変心強いお言葉をいただきました。

 また、ゲスト講演者として、富山県砺波市教育委員会の学芸員である野原大輔さんからは「ヘリテージ・マネジメント~ひとりでもできる~」と題して、砺波市にある文化遺産を様々な部署で横断的に力を合わせ、積極的に外部にPRをしている取組を報告いただきました。

 御所浦白亜紀資料館に勤務されている黒須弘美さんからは「地域の魅力を再発見~天草御所浦ジオパークの取り組み~」と題して、日本ジオパークに認定されるための要件や、それを維持管理して天草の魅力を発信されている取組を報告いただきました。

 太地町立くじらの博物館に勤務されている中江環さんからは「小さな博物館の大きな役割-小さな町の博物館だからできること-」と題して、地域と連携しながらイベントの企画や実施、標本の作製など、地域に開かれた博物館づくりをモットーとした取組を報告いただきました。

 

 そんなちるみゅーも、今週21日(金・祝)にオープンします。

 2回目の春を迎えたちるみゅーに、ぜひお越しください!!

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