篠山城跡を中心とする商店街は、河原町から立町、呉服町、二階町、魚屋町、乾新町まで延長約2キロのエリアに、約200店舗が今もなんとかよく頑張っています。
最近ではおしゃれなカフェや雑貨店などが増え、にぎわいを取り戻しつつありますが、観光客などが中心で、市民など生活者のための商店街としての再生が望まれるところです。
全国どこでもそうですが、沿道型のスーパーなどでの買い物に押されているのです。
そこで昨年6月から、若手の商業者を中心に「篠山市商店街いきいき委員会」をつくって、活性化に向けて熱心に協議をして頂きました。
今日、中村浩二委員長、奥山貴史副委員長、中西誠君等から、その提言を受けました。
(1)「ご用聞きプロジェクト」によって、市内の買い物弱者に宅配サービスをし、日常生活を支援する
(2)自宅からの送迎サービスによって、商店街まわりを支援する
(3)商店街の空き店舗を活用して、商店街のなかに交流スペースを設け、ゆっくりしてもらう
などの内容です。
市内では、高齢者が増え、買い物に困ることが課題のひとつになっていますので、大変良い提案だと思います。
早速に、商店街の中で、組織づくりをして頂き、今年の9月スタートを目標に、市も一緒になって取り組みを進めたいと考えます。
「商店街はまちの顔」です。
市民が安心して買い物ができ、観光客もにぎわう商店街をめざしたいと思います。