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なんと!幸せのおすそわけ(市長日記)

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 先日、全国京都会議で富山県南砺市(なんとし)に行ってきました。

全国京都会議は、全国のなかで「小京都」と呼ばれる文化やまちなみ、自然を大切にしたまちの集まりで、全部で43市町が加入しています。

ともに連携して、観光を中心に活性化を図ろうというもので、昭和60年の設立時から(当時篠山町)加入しています。

4年前には丹波篠山市で全国大会をしました。

 

南砺市は、石川県金沢市からバスで1時間、人口5万2000人、丹波篠山市と似た感じのまちでした。

世界遺産、重伝建でもある五箇山(ごかやま)の合掌づくりの集落、越中の小京都といわれる城端(じょうはな)のまちなみ、曳山祭。

田園に広がる「散居村(さんきょそん)」は、この地方独特の風景でした。

これは、農村の家と家とが100メートルくらい離れ、それぞれに木々の生えた庭というか、林のようなものに家が囲まれています。集落の中で家が集まらず、田園の中に家が散在しているのです。

 

それからよく似ているのが、私と南砺市長の田中幹夫市長です。よく似た感じで互いに褒め合いました。(写真をご覧ください)

 

観光客は、年間350万人で増加しています。

半数はヨーロッパ、アジアなどの外国からです。

年間宿泊数は1万2000人。

観光プランのテーマが「美しい田舎文化にじっくりひたる―なんと!幸せのおすそわけ」でした。

 

五箇山の相倉(あいのくら)集落の方は、「私の先代の頃、はじめ国は合掌づくりを守ろうとの話であったが、みんな反対であった。しかし後に世界遺産にもなり、合掌づくりの建物だけでなく、ここの暮らしそのものが認められ、誇りをもって未来につないでいきたいと考えています。建物や田を自由に改変できないし、冬場は雪が何メートルも積もるが、慣れたらそう不便でもない。外国からも来てもらい、喜んでもらっています。ここに住む若い人や子供も増えています」とのことでした。

IMG_0869.JPG

▲私の隣が南砺市の田中市長

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