8月23日(金曜日)午後6時40分頃、突然の激しい雷雨となった今田地区で、竜巻の様な突風が発生し、ぬくもりの郷や周辺集落で風による被害が多発しました。
ぬくもりの郷は繁盛しており、この日も多くのお客さまにお越し頂いていました。第1駐車場の来場者の車14台が、突風で飛ばされたり、倒木や飛来物により窓ガラスが割れたり、ボディーに傷がついたりしました。
中には、自動車ごと宙に飛ばされ道を挟んだ反対側の駐車スペースに落下した車両もありました。この車に乗っておられた2人の方は、急な雷雨を避け、車で待機されていましたが、突然の突風で、気がついたら宙に浮き、地面に叩きつけられたと話をされています。 お二人は、鎖骨を骨折されたり、打ち身や切り傷を負われましたが、消防署の迅速な搬送で兵庫医大で治療を受けた後、入院せずに帰宅されました。
せっかく、ぬくもりの郷でのんびりしようとお越し頂いたのに、天災とはいえ、申し訳ないと思っています。
神戸海洋気象台による調査が翌日行われましたが、竜巻かどうかは、特定できないとのことです。
この突風による被害は、ぬくもりの郷以外でも、市原、本荘、休場、佐曽良新田などで発生しており、家の瓦が飛んだり、ビニールハウスが壊れたり、黒豆や小豆、柿や栗、ぶどうなどの農作物が被害を受けました。
篠山市で、今回の様にひどい突風被害は、あまり発生したことが無く、改めて自然災害の恐ろしさを考えさせられました。
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。