農業経営基盤強化促進法に基づく認定農業者をめざされた(株)丹波篠山岸本農場代表取締役の岸本一朗さんと、前川康幸さんのお二人に「農業経営改善計画認定書」を交付しました。
岸本一朗さんは、今田町釜屋で、水稲や黒大豆、黒枝豆、山の芋など個人経営の認定農業者でしたが、平成30年3月に法人化され、今回、改めて認定農業者になられました。
平成30年8月に息子さんが東京の会社を辞めて帰郷され、奥さん、息子さんと3人で法人経営をされています。
岸本さんは、「今までは、1人で経営していたので効率が悪いことがあったが、息子が帰ってきたので、効率的に収益を上げ、地域の担い手として農地を守っていきたい」とおっしゃっていました。
前川康幸さんは、犬飼で、会社勤めをしながら兼業で農業をされていましたが、平成30年10月に早期退職され、奥さんの知余美さんと二人三脚で、本格的に専業で農業を始められました。
水稲、黒大豆、黒枝豆などの丹波篠山の特産物の生産拡大と、新たにメロンとスナップえんどうのハウス栽培を計画されています。
前川さんは、「50代の若いうちに、本格的に農業をはじめたかった、古市地区のためにも頑張りたい。特産品である水稲や黒大豆の生産拡大と、メロンを新しい丹波篠山の特産品として広めたい。収穫量と減農薬のバランスのとれた農業に取り組みたい。」とおっしゃっていました。
▲株)丹波篠山岸本農場 代表取締役 岸本一朗さん(左)、前川康幸さん、知余美さんご夫妻(右)