平成30年11月15日(木曜日)東京にて、地域での母子保健の向上に業績を上げた人を顕彰する「平成30年度第40回母子保健功労顕彰会」が行われ、篠山市健康課長で保健師の山下好子さんが「母子保健奨励賞」を受賞しました。
山下さんは、1987年に旧篠山町(現篠山市)に入職。30年以上にわたって保健師としての専門知識を生かして、一貫した子育て支援に保健師のリーダーとして精力的に取り組んできたことが認められての受賞です。
主な功績は、篠山市発足(1999年)を前に、新市の母子保健事業を構築。4町の保健師をとりまとめ、小児科医や臨床心理士ら専門職同士が連携したきめ細やかな健診サービスの実現と相談体制、保護者支援の基礎を築き、現在も引き継がれています。
また全国でも先駆的な発達障害児等の早期支援システムづくり(篠山モデルの4歳児質問票の実施)、地域で子育て支援を行う愛育班組織の育成・支援、歯科衛生士等と連携して3歳児の虫歯有病率を大きく減少させたことです。
山下さんは、「篠山市の母子保健に関わってくれた職場の上司や同僚、後輩たちなど多くの皆さんに感謝。篠山市の取り組みが全国で認められたものであり、地域の皆さんに保健師として育てて頂いたおかげです。私自身も篠山市民として地域に愛着と誇りをもって生活しています。これからも市民の皆さんから信頼していただけるような仕事、地域のお母さんが孤立しないよう一人一人に寄り添いながら、安心して子育てができる地域にしていきたい」と、とても謙虚に話してくれました。
山下さんは持ち前の明るく元気な性格で、またみんなでマラソンをしたり、桶ット卓球をしたり、誰からも慕われるリーダーです。
ますます頑張ってください!
▲受賞の時の様子。前列右から二人目が山下さん。