篠山市展は本年で第14回を迎え、市内はもとより市外からも多数出品いただくようになり、5部門で280点のご応募をいただきました。審査員の先生も「作品のレベルが年々上がってきている」と話されています。
また篠山市民の皆さんが気軽に参加いただけるようにと、一般募集とは別に募集した市民作品にも14点の作品を出品いただき特別展示を行いました。
その表彰式が11月25日(日曜日)にあり、各部門の上位3席の方の表彰に加え、篠山をテーマにした優れた作品を出品された5名の方に「篠山ユネスコ創造都市特別賞」が授与されました。
河合賞(最優秀賞)は、彫刻工芸部門の宇杉昭信さんの「二重奏・風の音」が選ばれました。座ポーズの女性像で、片手を耳にあて風の音に耳をそばだてている仕草が何とも愛らしく、ブロンズ風の着色が明るく爽やかな印象を感じさせる作品です。
市展賞と市内の入賞者は次のとおりです。
【彫刻・工芸】
河合賞(最優秀賞)
宇杉昭信 篠山市 『二重奏・風の音』
【絵画】
市展賞(洋画)
池上 太 丹波市 『平成の終わりに』
優秀賞(洋画)
田中耕治 篠山市 『古希を過ぎ、彫刻に挑戦』
奨励賞(日本画)
亀井佳練 篠山市 『実り』
【書】
市展賞
辻岡正代 篠山市 『星落ちぬ』
優秀賞
西垣輝石 篠山市 『蝉』
奨励賞
酒井 守 篠山市 『面南見北斗』
【写真】
市展賞
永井郁夫 丹波市 『節分の日』
【盆栽】
市展賞
廣瀬昌之 丹波市 『五葉松』
奨励賞
小山辰彦 篠山市 『山懐(真柏・ロウヤ柿)』