8月24日(金曜)からの日程で、篠山鳳鳴高校軟式野球部が全国大会に出場しました。
予定では、24日第2試合13時30分から試合の予定でしたが、台風20号の影響で交通渋滞があり、2校が開会式開始時間に間に合わない事態が起こり、1時間遅れの開会式、第1試合開始時間も大幅に遅れました。
いよいよ試合が終わりに近づき、準備をしていると、「本日の第2試合は、明日第1試合に延期いたします。」というまさかのアナウンスが・・・。一瞬スタンドはどよめきましたが、主催者が決めることなので、仕方ありません。明日の勝利を願い明石球場をあとにしました。
全国大会初戦、相手は優勝候補の能代高校(北東北・秋田)です。先日終わった夏の甲子園大会で、大きな話題となった秋田県代表の金足農業高校と同じ秋田県です。金足農業の勢いをそのまま受け継ぎ、明石球場に乗り込んで来ました。
いよいよ試合が始まり、篠山鳳鳴は、1回の表にスクイズで先制点を入れる最高の滑り出しです。その後、お互い無得点で進み、7回裏に1点を返され、同点のまま延長戦へ。延長12回で決まらず、タイブレークとなり、1番小畠君のスクイズで待望の1点を入れました。あとは、1点を守り切るだけです。
能代高校も、ワンアウト2・3塁の好機をつくりますが、篠山鳳鳴のエース市野君の踏ん張りと、堅い守備で無得点に抑え、見事勝利しました。
2回戦は、河南高校(大阪代表)との試合です。河南高校は、1回戦で強豪作新学院に勝利しています。
篠山鳳鳴は、昨日に引き続きエース市野君がマウンドに上がりました。13回132球を前日に投げきり、疲れの残る体ではありますが、力をふりしぼり熱投します。
3回の表、河南高校にスクイズで2点を先制される苦しい展開です。篠山鳳鳴も、何とか塁に出ようとしますが、河南高校のコーナーを投げ分けるピッチングに苦しめられ、得点することなく試合終了となりました。
最後のバッターは、キャプテン大木君。これまでチームを立派にまとめ上げ、県大会では、見事、さよならスクイズを決め、全国大会の切符を手にしました。
その彼が、この試合の締めくくりとなり、とても感慨深いものがありました。
試合には負けてしまいましたが、ベスト8ということで、昨年に引き続き国体への出場権を得ることができました。今年の国体は、福井県で開催されます。また、1・2年生だけで臨む秋の大会もすぐ始まります。篠山鳳鳴高校軟式野球部は、これからも前へ向かって進み続けていきます。
本当に、お疲れ様でした。そして、国体出場おめでとう!感動をありがとう!
▼1回戦 能代高校と
▼2回戦 河南高校と