フルヤ工業株式会社が創業100年を迎えられます。
1918年(大正7年)に「降矢ボタン工場」を、降矢寿三郎が大阪市天王寺区で創業、昭和2年に創業者の出身地である篠山市に工場を移転しました。
わが国のボタン製造の草分けであったのが、新しい技術開発に積極的に取り組み、現在では、車のキーレスボタン、時計、カメラのグリップ、通信機器、医療、スポーツ用品など、多様な業界からのオーダーに応えるプラスチック成形品メーカーとして飛躍し続けています。
四代目の社長となられる降矢寿民(としたみ)さんは、「創業の精神を忘れることなく、時代を先取りしチャレンジを続けていきます。」と語っています。
従業員が安心して働けるように、社内保育施設(サボテンハウス)を開設され、9名が利用されたり、社員食堂もおしゃれにリニューアルされました。
篠山市の若い人の地元雇用が進むよう、いつも気にかけていただいたり、企業版ふるさと納税もしていただいています。
100周年の式典では、社員の取組みの発表があったり、篠山市からは私が出席して市名変更の課題についてお話をさせていただきました。
篠山市を代表する企業として益々のご発展をお祈りします。
▲フルヤ工業株式会社 本社工場
▲式典の様子