厳しい寒さが続いています。
そのため日本海側の新潟県佐渡や、石川県能登などで大規模な断水が起きているとニュースになっています。
凍結や破損が相次いだ水道管から水が漏れたことが原因とされています。
福知山市でも、40集落6000世帯の広範囲にわたる断水があり、篠山市から給水車を派遣しました。
これは、「災害時における相互応援協定」に基づいて応援したものです。
篠山市から、1月28日(日曜日)の午後1時30分に1班が給水タンク車で出発し、福知山高等技術専門学校を拠点として、京都市や長岡京市とともに、夜9時まで給水。2班は夕方6時から夜11時まで給水して深夜に帰庁。
続いて3班は、深夜3時30分に出発し、翌日の29日(月曜日)正午まで給水したところで、活動終了となりました。
特に1、2班の給水中は、長蛇の列ができるほど多忙でしたが、給水に来られた方からは、「篠山市」の表示を見て、「遠いところから来てくれてありがとう」と温かいお言葉をいただきました。
福知山市から応援要請があったとき、ちょうど兵庫県水道事業所対抗駅伝大会が神戸総合運動公園で開催されており、上下水道部職員が出場していたため手薄でしたが、残っている職員で対応し、出場していた選手も大会から帰り次第、応援に駆けつけたそうです。
ちなみに、駅伝大会の成績は、46チーム中11位の快挙でした。
篠山市内でも寒波による凍結で宅内の水道管破損事故が多発しています。
ご自宅や無人である公民館、神社、空き家などで漏水がないか、確認をお願いします。