福島市から篠山市に避難して、西紀北地区に移住してこられました。
伊藤直樹さん(42歳)、妻の伸子さん(42歳)、娘の茜さん(8歳、小学校3年生)で、娘さんは西紀北小学校に転校して頂きました。
伸子さんのお母さんの実家が篠山市火打岩とのことです。
ご夫婦とも、かつて海外青年協力隊でアフリカに行っておられ、ご主人は電気機器の指導、奥さんは環境や鳥獣(動物)の保護の研究をされています。
この2年間、不安な中で生活をされてきましたが、子どものことを思い決断されたとのことです。
外で散歩ができる、とれた野菜を食べれるという、当り前のことができる幸せを教わりました。
篠山市、特に西紀北地区は、あたたかい地域柄で、大変喜んでおられます。
福島ではイノシシもセシウムで内部被爆をしており、誰も獲らなくなったとのことでした。
最近、福島のことがあまり報道されませんが、あらためて、放射能の怖ろしさ、事故の深刻さを思いました。