重要伝統的建造物群保存地区の全国大会、研修会が石川県加賀市で開催され、出席してきました。
篠山市からは、市役所職員のほか、城下町地区の市民4名と福住地区の市民4名、それに保存活動に取り組んでおられる建築士さんも4名参加していただきました。
事例発表など、3日間に及ぶ大会です。
篠山市は、この会議の近畿地区の代表理事となっています。
全国の重伝建のまちなみは、現在110カ所に及び、ここが集って、研さんを重ねることは大変大切です。
加賀市は2カ所の重伝建のまちなみがあり、私は「東谷地区」に視察に行きました。
東谷地区はかつては炭焼きで栄えた山村集落で、大きな切妻造(きりづまづくり)の屋根に煙出し(けむりだし)を設け、赤瓦で葺いた農家が集まって景観の特徴をなしています。