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平成28年度施政方針と予算を提案(市長日記)

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平成28年度の施政方針を表明し、市議会に予算を提案しました。
日本遺産、ユネスコの創造都市加盟を、まちづくりや活性化に結びつけていくよう、市民あげて盛り上げていくスタートの年にします。
予算は財政健全化を着実に進めつつ、日本遺産のまちづくり、若い人の定住、農都創造や観光などに特に力を入れています。
主な新規の予算は次のとおりです。

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◆定住促進「ふるさと篠山に住もう帰ろう」

≪若者世代の定住促進と地区・集落ごとの取り組み≫
予算額 5,889万円(うち基金繰入金5,889万円)
篠山市内で特に人口の減少や少子・高齢化の進んでいる福住、村雲、大芋、日置後川、雲部、畑、西紀北地区を定住促進重点地区と位置付け、若者・子育て世帯の住宅新改築や子育てを応援する取り組みを継続します。これまでの定住促進重点地区への支援、市内全域を対象とした三世代同居住宅への助成、市内工務店等を利用した住宅の新築改修への助成を引き続き実施し、若者世代、地区、集落ごとの定住促進につなげていきます。
また、自治会中心の定住促進の取組を進めて頂くため、市内19地区のまちづくり協議会に対しテーマ型交付金10万円を補助します。

≪放置空き家の適正管理と活用≫
予算額 435万円(うち一般財源135万円)
空き家の解体撤去に対する補助制度を創設して所有者の負担を軽減し、空き家の適正管理を支援していきます。

◆子育て・教育いちばんの篠山市

≪中学3年生までの医療費無料化の拡充≫
予算額 1億7,414万円(うち一般財源1億3,205万円)

≪子育て世代への育児支援の充実≫
予算額 437万円(うち一般財源146万円)
丹南健康福祉センター内に子育て世代包括支援センターを設置し、母子保健コーディネーターを配置します。

≪一時預かり保育、児童クラブ、病児保育≫
予算額 5,571万円(うち一般財源4,160万円)
幼稚園教育終了後に、市内5ヶ所で預かり保育を行っており、新たに古市地区において「どんぐりはうす」を開設します。
市内7カ所で児童クラブを開設しており、大山地区、古市地区で新たに児童クラブを開設し、また、篠山チルドレンズミュージアムの指定管理者である株式会社ドリームアウェイが同施設内において開設することから、助成を行います。
さらに、保護者が子育てと仕事を両立できるよう、一時的に病気時および病気回復期の子どもを預かる病児保育について、小嶋医院で1施設を開設します。

≪子育てふれあいセンター≫
予算額 187万円(うち一般財源187万円)
たんなん子育てふれあいセンターの施設充実に向けて、丹南商工会館への移転を進めます。

≪ふるさと教育と地域に開かれた学校≫
予算額 325万円(うち一般財源325万円)
すべての学校において保護者や地域住民などから構成する学校地域運営協議会を設置し、ふるさと教育として「丹波篠山学」(丹波篠山を学ぶ授業)や地域にあった特色のある動物や植物(ヒーロー)を育てる取り組み、高齢者大学を学校で開催したり、子どもと高齢者が同じ校舎で学ぶオープン講座や発表会などの機会を設けます。

≪多紀小学校の開校≫
予算額 2,699万円(うち基金繰入金2,699万円)


◆魅力あふれる美しい篠山市

≪ポイ捨て禁止、路上喫煙防止≫
予算額 14万円(うち一般財源14万円)
JR篠山口駅周辺と篠山城跡周辺を路上喫煙禁止区域とし、環境推進委員による禁煙の啓発、指導を推進します。

≪小学校跡地を利活用するグラウンド整備≫
予算額 3,822万円(うち一般財源777万円、基金繰入金1,244万円)
小学校は、グラウンドを少年サッカーの試合ができる多目的な土グラウンドとして整備します。

≪景観形成、丹波篠山ロマン街道≫
予算額 71万円(うち一般財源71万円)
「丹波篠山ロマン街道」の指定をめざします。

≪電線類地中化の検討≫
予算額 10万円(うち一般財源10万円)
日本遺産のまちに相応しい町並み形成を図るため、河原町地区や城跡周辺の歴史地区を候補に、電線類地中化の可能性を調査し、事業手法等の研究を始めます。

≪生物多様性・丹波篠山いきもの48≫
予算額 430万円(うち一般財源430万円)
いろいろな動植物が賑やかに生息するイメージ「丹波篠山いきもの48(フォーティーエイト)」を掲げ、全市的な取り組みに拡大していくとともに、自然や多様な生きものを資源として捉え、活かしていく方策を検討します。

◆農都創造

≪特産振興≫
予算額 578万円(うち一般財源523万円)
山の芋について、「一家に一畝 山の芋運動」を展開し、新規栽培者には1アール当たり1万5千円を交付するとともに、山の芋生産農家が新規栽培者に技術指導できる体制を整えます。
丹波篠山栗については、市単独で苗木の2分の1の助成を行います。
丹波篠山松茸については、集落等によるアカマツ林の整備や抵抗性アカマツの新植支援として20万円を補助します。また、マツタケ復活セミナーを開催します。

≪環境創造型の農業・農村≫
予算額 18万円(うち一般財源18万円)
農薬や化学肥料の使用量の削減の取り組みをより一層進め、そのための生産技術の研究や普及など、自然と調和した農業を推進します。さらに、水路やため池の整備においても、生物多様性に配慮した整備技術を研究・確立し、篠山市全体として環境創造型農業・農村の取組みを推進していきます。

≪ふるさとの森づくり事業≫
予算額 800万円(うち一般財源800万円)
スギ、ヒノキの植林地については、平成26年度から20年計画で100%間伐、ないしは広葉樹林化への取り組みを始めました(年間325ヘクタール)。ことに一部の植林地では森林として利用価値の乏しいものであることから、これを皆伐し、積極的にどんぐりなどの広葉樹林としたり、色どりのある里山に生まれ変わるよう積極的に取り組みます。

≪森林バイオマス、新エネルギー・省エネルギー≫
予算額 884万円(うち一般財源490万円)
今後6年間で小学校1年生を対象に篠山産木材を使用した机を導入します。

◆企業振興・誘致と観光

≪観光の振興≫
予算額 171万円(うち一般財源171万円)
国内観光客はもとより外国人観光客の受入環境整備等を実践する篠山版観光DMO準備室を新たに設置します。

≪城下町と丹波焼の郷立杭を結ぶ≫
予算額 100万円(うち一般財源100万円)
城下町と丹波焼の郷立杭を結ぶ市内観光の一体化が課題となっており、兵庫県と連携し、城下町と立杭を結ぶ巡回バスを試験運行します。

≪全国京都会議の開催≫
予算額 83万円(うち一般財源83万円)
全国各地に所在する京都ゆかりの47の市町が加盟する「全国京都会議」を平成28年9月、「丹波篠山まちなみアートフェスティバル」に合わせて招致し、篠山市を全国にPRします。

◆住みよい生活基盤づくり

≪大沢新栗栖野線の供用開始≫
予算額 8,500万円(うち一般財源370万円)
平成13年度から整備を行ってきた市道大沢新栗栖野線第1工区(大沢新~初田)の舗装新設工事を行い、JR篠山口駅と国道372号を結ぶ道路として供用を開始します。

≪ふるさとの川づくり事業≫
予算額 1,900万円(うち一般財源750万円、基金繰入金400万円)
コンクリート三面張りの水路を生物多様性・多自然型護岸に改修した日置地区のモデル事業箇所を市民に周知するととともに、引き続き市内約2カ所でモデル事業に取り組みます。また、地元要望などによる部分改修は、これまでのコンクリート構造物を多用してきた河川や水路整備を控えて、篠山の美しい自然や生き物にやさしい川・水路づくりを市民の理解を得ながら進めます。


◆住みよいところは篠山市づくり

≪原子力防災対策≫
予算額 274万円(うち一般財源274万円)
平成27年度から安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。平成28年度においては、平成27年度に受領できなかった方を対象に安定ヨウ素剤の事前配布を行うとともに、原子力災害対応の基本的な考え方や避難ガイドラインなどを示した原子力防災ガイドブックを作成します。

≪篠山総合スポーツセンターに指定管理者制度を導入≫
予算額 3,106万円(うち一般財源2,144万円、基金繰入金962万円)
篠山総合スポーツセンターは平成28年4月から、「篠山スポーツネットワーク」(構成団体:美津濃(株)、ミズノスポーツサービス(株)、一般社団法人ウイズささやま、(株)双葉化学商会)を指定管理者とし、市民サービスの向上と効果的な管理・運営を行います。

◆シンボル事業

≪「日本遺産のまち」推進≫
予算額 4,244万円(うち一般財源1,718万円、基金繰入金2,526万円)
デカンショ踊りを体験できる施設として、「デカンショ館(仮称)」の整備を進めています。
市内10カ所に「日本遺産のまち」の看板を設置します。

≪「ユネスコ創造都市ネットワーク加盟都市」推進≫
予算額 634万円(うち一般財源323万円、基金繰入金236万円)
まちなみアートフェスティバルへの支援や、食と器をテーマにしたワークショップの開催、職人学校の創設と環境創造型農業・農村の取組みを始めます。

≪全国の自治体、海外の都市との交流≫
予算額 241万円(うち一般財源241万円)
愛媛県愛南町と姉妹都市提携を締結します。

≪フィールドミュージアム構想≫
予算額 5,029万円(うち一般財源689万円、基金繰入金2,118万円)
丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム構想に基づき、兵庫県立丹波並木道中央公園に、展示研究・発掘体験の機能をもった拠点施設の整備を進めます。

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