篠山再生計画推進委員会という委員会があります。
これは、市民の目線で、篠山市の計画する事業のうち、事業費1億円を超える投資事業の妥当性を審査するものです。
この委員会で、本年度計画していた「城東グラウンド整備」が緊急の必要性がないと判断されました。
篠山市には、野球場がなく、合併後からその建設について、多くの要望が出されていました。建設となると、10億円から20億円を要し、とても無理ですので、約1億2,000万円かけて、城東グラウンドに観客席をつくるなど、改修しようとしていたもので、うち4,000万円は、宝くじの助成をもらうなど、工夫もしていました。
篠山市としては、少しでも要望に応えたかったのですが・・・。
委員会からは、篠山市はまだまだ財政が厳しいのだから、必用性がよほど高くないものは、まだ見合わすべきというものです。
これを尊重せざるを得ず、一旦白紙にもどし、一から検討し直します。
実は、この委員会は、市長も議会も市民も甘くなりがちなので、必ず再生するためのチェック機関として、作ったものです。
グラウンドの改修の真意が、充分伝わっていたのかという思いもありますが、必ず再生を果たすための委員会の判断を尊重し、再考します。