古民家ホテルニッポニアを運営される金野さんを代表とする、丹波篠山の美しい風景をつくる会に出席してきました。
ルートインホテルに反対する会ではないと言いながら、最後の方は講師の先生と二人して、これを認めたら市長の責任だと言わんばかりの会になって、後味が良くありません。
前回の西村幸夫先生はもっと中立的でした。
金野さんの支援者ばかりの会なので、これも仕方ありませんが、私としてはそれでも誤解のまま一方的な批判も困るし、少しでも理解してもらえたらと思って出席したものです。
昨日の講師は大方さんで、長野県で農村景観を守る土地利用規制のお話には共感するところが多くありました。
しかし、今回の1,000m2を超えても例外を認めるかどうかについては、丹波篠山市の活性化や観光への期待、市民の思いなどに少しは思いをかけて頂きたかったと残念でなりません。
また、市民でない方と思いますが、なぜ丹波篠山にホテルが必要なのかと意見がよく出されますが、滞在型の観光は市民がいちばん求めているところです。
結局のところ、ルートイン=リーズナブル(安価)で丹波篠山らしくないと思われるのかも知れませんが、リーズナブルで良いホテルならみんなが望むものだと思います。
最終的にはこのホテル計画が「市民の生活の安定や産業の振興に役立ち、地域住民の意向、環境配慮がなされているか、美しい丹波篠山につながるかどうか」の判断です。
ですから、ルートインの計画が今後どのように景観に配慮されるかを待つしかありません。
その上での判断です。
認めても市長の責任、もし認めなくて撤退したら…。
これも市長の責任と言われるでしょう。
そうなんです、みんな市長の責任なんです…(オヨヨ)。