篠山市自治基本条例検証委員会(会長:平野芳行さん)からの答申を受けました。
自治基本条例は、平成18年に制定された、篠山市の自治の理念やまちづくりの基本原則、また市民参画のルールを定める、いわば「篠山市の憲法」ともいえる条例です。
今回の検証委員会では、人口減少社会の到来などを篠山市を取り巻く大きな社会環境の変化と捉えられ、人口減少が進む中では、市民、行政、議会など、篠山市のまちづくりに関わるそれぞれが、より主体的にまちづくりに取り組んでいく必要があるとの提言をいただきました。
今年は、この自治基本条例を背景にした住民投票により、丹波篠山市への市名変更を決するなど、全国では、住民投票実施も不成立に終 わることも多い中、全国に誇る篠山市の市民力を改めて実感したところです。
その一方で、自治基本条例自身が市民の皆さんに十分に周知・理解されていないという点の指摘もありましたので、いま一度条例の周知を徹底し、条例の理念に沿うまちづくりの実現に向け、市政運営に取り組んでいきたいと思います。