地域全体を一つの森と見たてて、丹波地域の自然や文化を大切にして発展しようとする理念「丹波の森構想」が今年で30年を迎えます。
篠山市では、「丹波篠山ロマン街道」「丹波篠山グランドデザイン」「色どりの里山づくり」「獣害対策サミット」「畑川をモデルとしたふるさとの川づくり」「木製のモデル水路」などを、30周年事業と位置づけしています。
また、丹波県民局、丹波の森協会では、「シンボルマークの作成」「映像にする丹波の森の発信」「丹波の里山づくり」「シンポジウム」などを実施されます。
5月5日はこどもの日、篠山市では「里山の日」と位置づけ、多紀連山の山開きや森づくりのフォーラムが開催されました。
それは、一昔前までは、5月の節句には子ども達はお弁当やお菓子を持って、近くの山に登って楽しむ習慣があったからです。
今は、山が少し人々の生活から離れてしまいましたが、山が健全でなくして、地域の発展はありません。山を身近に山を大切にしていきたいと願っています。
▲多紀連山山開き
▲30年先の里山を考えるフォーラム