障がいのある人もない人も、「みんなちがって みんないい」を合言葉に一緒になって音楽を楽しむ「兵庫・篠山とっておきの音楽祭」が篠山城跡周辺の12会場で繰り広げられました。
この音楽祭は平成13年に仙台市ではじまり、県下では篠山市が唯一の開催地で、今年で4回目となります。
北海道から九州まで全国各地から合計100組、約500人、観客約3000人と過去最大規模で、明るく元気な歌声が篠山城下に響きわたりました。
埼玉県から参加された、和太鼓奏者の関根基成さんは、先天性の聴覚障がいを持っておられますが、太鼓の音を体で感じながらたたきます。篠山市が誇る丹波篠山太鼓「鼓篠組」メンバーとの共演では、迫力の技を披露されました。
今後も、音楽を通して、あたたかい輪がどんどん広がることを祈念いたします。