平成25年1月23日(水曜日)
本日、篠山市食育推進計画策定委員会の新家龍会長(神戸大学名誉教授)より、「第2次篠山市食育推進計画(案)」の答申を受けました。
朝食の摂取や食事をするときのあいさつ、メタボリックシンドローム、口の中の健康、篠山の郷土料理などについて実施した市民アンケート(対象3974人、回答2631人、回収率66.2%)を基に第1次計画の検討・評価していただき、今回の答申に反映されました。
新家会長の説明によると、第1次計画の評価として、朝食を食べる子どもの割合が策定時の86.9%から90.4%に増加し、3食きちんと食べている子どもの割合も76.4%から93.9%に増加、学校給食における地元野菜の使用品目が7品目から21品目に増加し、また関係機関連携による食育推進大会の開催などこの5年間で食育推進が進んだとの説明を受けました。しかし課題として、20歳代の朝食の欠食が多いこと、朝食の内容に課題があることや、食事のあいさつをしている子どもが70%台であることから、あいさつをはじめとする食への感謝の気持ちを持つことが大事であることを指摘されました。
この日は、新家会長らから、栄養バランスや脳の回転をよくする日本食のすばらしさを教わりました。ごはんや味噌汁はもちろんのこと、餅はその回転を持続力あるものにするそうです。発酵食品である「田舎の漬け物」も血液をさらさらにする効果があり、酢も身体にいいとうかがいました。私は毎朝きな粉を入れた牛乳を飲むのですが、きな粉の他にも無臭のニンニクスライスを入れたらよいとも勧められ、早速、実行しようと思っています。