昨年7月に閉園となった旧味間認定こども園おとわ園の跡地に、「おとわの森子育てママフィールド プティ プリ」がオープンし、8月11日に開所式が行われました。式典後のオープニングイベントでは、たくさんの親子が絵本の読み聞かせや寸劇、トランポリンネットなどを楽しみました。
旧味間認定こども園おとわ園の跡地及び音羽の森周辺については、まちづくり協議会や教育関係者をまじえた活用検討委員会を設置し、以前から活用方法を協議してきました。その結果、NPO法人「里地里山問題研究所(通称:さともん)」に子育て支援施設を運営していただく事に決まりました。
今回新しくオープンした子育て支援施設の名称、「プティ プリ(Petit prix)」はフランス語で「小さなぜいたく」という意味だそうです。さともんの代表理事である鈴木克哉さんは開所式のあいさつにおいて、「子育てに日々追われて自分の時間を持てない母親たちが、悩みを相談しながら、小さなぜいたくを味わえる施設にしたい」という思いを語られていました。
「プティ プリ」の通常開所日時は火・木・金曜日の週3日、午前9時半~午後2時半となっています。職員6人(いずれも子育て中のママさんです)のうち2人が常設配置され、利用対象者は未就学児とその保護者です(長期休暇中は未就学児のきょうだいも利用可)。施設内には、子連れの母親グループが打ち合わせで使える貸し切り部屋や、仕事や情報交換のためのスペースがあり、午後11時から午後1時までは弁当などの飲食が可能です。近くには「音羽の森」が整備されており、親子で散策できます。毎月一回、神戸大学との連携による勉強会や親子向けイベントも計画されています。
篠山市ならではの良い自然環境を生かした子育ての拠点です!