平成25年1月21日(月曜日)
小倉百人一首競技かるたで、篠山市出身の岸田諭さん(25歳)が、みごと名人位を獲得されました。
伝統文化のまち篠山市にとって、大きな誇りです。
岸田さんは幼稚園からかるたを始められ、地元の篠山市かるた協会に所属して練習を積んでこられました。半世紀以上にわたり、活動されてきた篠山市のかるた協会にとっても、悲願が実りました。渡辺前会長は「よくやってくれた。もう思い残すことはない。」と、感激ひとしおの様子でした。
篠山鳳鳴高等学校かるた部で、当時からも全国的に活躍され、大阪大学に進学後も実力が大きく伸びたとのことでした。
現在は、京都市で製薬会社に勤務される傍ら、かるたはスポーツ要素が大きいことから、日頃からジムなどでトレーニングを積んでおられます。
「名人になってもいろんな大会に出場して、積極的に戦っていきたい。名人の姿をいろんな人に見てもらいたい。」と語られ、負けた大会はもちろん、優勝した大会でも相手の良いところを学び続けてきたことが、大きく成長された秘訣のようです。
私は、篠山テニスクラブに加入していますが、実は岸田さんは篠山中学校テニス部で、当時お父さんに連れられ練習に来ていたこともあり、いわば篠山テニスクラブが生んだ名人でもあります。
早速、市役所庁舎に大きな横断幕をあげています。
また、近いうちに丹波篠山ふるさと大使に任命させて頂く予定です。
これからもますます大きく成長され、活躍されることを心から願っています。